他人の評価など望むものではありません。他人なんてミミズですよ。ミミズ理論。ミミズに小説を読んでほしいだとか星をつけてくれだとか、なんでレビューしてくれないのとか思うほうがおかしいでしょ?そういうことです。わたくしだって知らんひとの小説を読もうと思わないし、読んでるひまなんてないから最低限のお知り合いのひとのしか読みませんよ。面白いつまらないの問題ではありません。どんなに面白かろうと読まん!もっと大事な用事がピサの斜塔のごとくそびえていますからね。傾いて倒れるやんけ。他人の評価を求めるのは不幸の道です。
雨の匂い、絵の具の匂いが物語全体から感じられるような作品でした。もっとも、主人公が絵の具を使って絵を描いているのかは作中では出てこなかったかもしれませんが。画材店、という場所が、そう感じさせられるのかもしれません。物語は、主人公が慕う画材店の店長さんが亡くなるところから始まります。印象深いその相手を偲び、想いを巡らせていくお話。心の中にあたたかいものが残る作品。是非、皆さんも読んでみませんか。
KAC20225、お題は『88歳』。多彩なジャンルを書く無月さんなので、一体どんな88歳がやってくるのか。そう思いながらタイトルをクリックしてみたら、なるほど、正統派。無月さんの正統派は、ほんとに心へ語りかけてきているかのようにジーンとくるもの多数。特にカクヨムユーザーのみなさんなら、創作仲間として、このお話に共感できることも多いかもしれません。
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