「月が綺麗ですね」を含む小説

自分の思いも人との関係も全部ゲームみたいにリセットできればいいのにって。月が綺麗で大きくてまるで降ってきそうな夜に思った。 けれどそんなうまくはいかないもの。 　　　　　　…

「君がどう思おうと、俺にとって決して揺るがない望みを教えてやる。それは、君たち二人の幸福だ。その為になら世界の法則にだって逆らってみせよう」 「どうして、そんなに私たちのことを……

月が綺麗だから、みんな月をいいわけにする。

ごく普通のアニメとゲームが好きで、陰キャと呼ばれているだけの、高校3年生、18歳の少年、師走　仁志（しわす　にし）は、エナドリ（ねんりょう）を買いに、夜のコンビニにジャージを着て…

海からゴミが流れ着くゴミ山で日夜ゴミを拾い続けるアンドロイド【RGN6／01】は、ある日ゴミ山の中でカプセルに入った少女を発見する。はるか昔に滅んだ人間の生き残りの少女と元人間の…

おじさんから眼鏡を借りた狸は、ひいひいおじいさんの狸に眼鏡を届けました。 月が綺麗に見えるのでひいひいおじいさんの狸は大喜び。 何か御礼を差し上げなければ、と言うのですが……。

【あらすじ】 好きなことをやめようかと悩んでいたその日の夜。俺、間宮隼人の前に小さな天使が現れた。 その小さな天使様の名前は中学1年生の緋村咲愛。小さい子だが、彼女は、大人…

お嬢様はたいそう可憐なお方だ。体が弱くたまに臥せってしまう。そのせいか肌は透き通るように白い。しかし調子が良い時は、頬に柔らかい紅が差す。 俺のこの想いは、許されないんだ。

KAC2024 第5回お題「はなさないで」参加作。 白く輝く月を見て、いろいろなことを思い出した夫婦の話。

　近所に住んでいた幼馴染が大阪の大学へ進学することになった。彼の3歳年下の私は当時15歳。別れを惜しんで盛大に泣いた。彼は大学を卒業後に美人の奥さんと結婚した。その時も、私は泣い…

【毎週土曜日更新（２月中）】どこにでもいる高校生の少年が、どこにも記録が残されていない時代に囚われた、最愛の幼馴染を救うために戦う。とても小さな英雄の、想いと覚悟のものがたり。 …

ある日学校で、居残りで先生の手伝いをしていた、夜間カイ。 「私もちょうど帰りなんです。……カイくん、一緒に帰りませんか？」 帰りに学年一の美少女、月野ひなのに声を掛けられ、二…

とある草原に住む遊牧民の少年「七宝族の誉（ほまれ）」は羊の世話が終わった夜、弟とふたり月を眺めていた。 そこに小さな小さな機械の鳥が白い夜明けを運んできた時、彼の世界は崩壊する。…

恋愛小説家の主人公佐藤美咲は桐野葵という女性に出会う。彼女は、美咲が恋愛経験を語ってくれる人をSNSで募集をかけた際に応募してきた人物だった。最近の美咲はネタがつき、次に出す作品…

補習を終えて帰宅途中で、クラスの地味系女子を見かけた。 彼女のことはなんとも思ってないというか、なんの意識もしてなかったはずなのに月の光の下で見た彼女の姿は、とてもキレイで……。…

なんでも出来る主人公の元に引っ越してくる、またしてもなんでも出来る彼女。 そんなふたりは、互いに惹かれあう。 ……だが、そこに悲劇が襲いかかる。

【１分以内で読めちゃう？】詩的小話。1日のはじまり、真ん中、終わりに、気分転換できる詩的小話はいかがですか？　短いので、内容は見てのお楽しみ。 （昨日の黄昏、月が綺麗で、詩が書き…