「怪談 幻想」を含む小説

大体一行で読める怪談集。 Twitter（https://twitter.com/Hirose_AOB）でも連載中。 毎週土曜日更新予定。

夢と現。見る者とみられるモノ。全てが混ざり合い、バラバラの世界たちは崩壊し、混沌の渦へと落ちていく—— からっぽのとおるくんが見る夢に、果たして「主人公」はいるのか。 不定期…

短い怪奇譚を小箱に詰めます。 一話完結です。どこからでも読めますので、どうぞ気軽に覗いて下さい。 ※軽い残酷描写、近親愛、同性愛的表現を含む作品も投稿します。

解けない謎も美しい。 一話完結の短篇集。あまり怖くはないですが、一応この世ならざるものが姿を見せたり、奇妙なことが起こったり。雰囲気重視で楽しんでいただければ。 ノベルデイズ…

壊れた現実から逃げてきた石積幽児。 彼は新たな住み処となる赫蟲市で、奇妙な人間たちに翻弄される……。

講義の課題は「怪談・怪奇小説を書いてくること」。受講生たちは各々の「こわい話」を提出することに。「よく書けている。でも、こうしたらもっとこわくなるんじゃないかな……」講師の「添削…

　幼女に与えられる奇跡は、やがて赤い鮮血を呼ぶ。 　過疎の田舎町の酒造の一人娘「紀枝」は、二ヶ月前には母を亡くしたばかりだった。 　だが、父は言った。 「お父さん、再婚するからな…

創作三国志。水鏡先生こと司馬徽の死をめぐる妄想小説です。 三国志に諸葛亮の友人として登場しながらどこにも仕官の記録がない男、崔州平。彼は、諸葛亮たちが居なくなった後も水鏡先生のも…

放課後の教室に数人の生徒たちが残っている。 どうやら居残り組みが怪談を語っているらしい。 窓の向こうには逆光の都市が建ち並び、それが墓標のように揺らめいている。 「それじゃ…

創作怪談、ホラーショートショート等を投稿していきます。

はるか遠い未来、はるか遠い宙域で――すでに廃棄されたはずの銀河系辺縁電報局から流れるのは、いつ、どこともしれぬ深宇宙を旅した航宙士たちの物語。永遠に明けない夜の闇を往く彼らが目に…

小昏い意識の谷底で忘れさられた記憶が溶けあい、いつか一つの淋しい街をつくった。 さびれ静まりかえったその街で、影法師のような人々とぼくはめったにものも言わずひっそり暮らしていた―…

「人」の「夢」と書いて儚いと読む。夢は覚めれば跡形もなく消えてしまうから？ ……違うよ。むしろ、「夢」の中の「人」ほど、存在が不確かで危ういものはないんだよ。混沌に溶けだして、ぐ…

大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。 そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。 それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。

北海道の漁村に引っ越した「私」は、海にせり出す半島の上に、地図に無い電波塔を見た……。

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

黄昏町の怪異は、悉く死んだ。 残ったのは、怪奇現象の後遺症。 天使の怪異による「楽園公園」 鉄道の怪異による「雲海鉄道」「雲の上の踏切」 鏡の怪異による「地球暮れなずむ丘」 え…

－あらすじ 明治１６年の春の初め。 陰陽師の土御門鷹一郎に一通の手紙が届く。 それは恋人が行方不明となり、探してほしいという男からのものだった。 まぁ、それで俺が雇われたわけだよ…