「小さな勇気」を含む小説

　ようやく戦乱の時代を終え、統一が果たされたフランクフォート大陸。大規模な戦争は終わったものの、まだまだ戦後の混乱が続いている。 　そんな中、行商をしている老夫婦に拾われた少年は…

【全体のあらすじ】 　新人記者の柴灯マツリ（さいとうまつり）は１年経ってもロクな記事を書かせてもらえないことに焦りを覚えながらも芸能人のスキャンダルを追いかける日々を過ごしてい…

　初めてなろうに小説を投稿する小心者の主人公が、勇気を出して投稿するまでの話です。 　 　なろう20周年記念の特別公式企画を見てておもいついたはいいのですが、対象ジャンルに純文学…

日々の激務に忙殺されるもの。自身の弱さに打ち拉がれるもの。どちらも今に苦しんでいた。いつか、いつかこの状況が変わると信じて小さくとも確かな歩みを踏み締める。

　小学五年生の唯子（ゆいこ）は、両親の転勤に一緒に行けないほどの引っ込み思案な女の子。 「だって、知らない都会で転校なんて絶対、ムリこわい」 　そう呟く彼女には、どうしても引っ越…

ある日、彼女は自分のスケジュールに入れた覚えのない予定が入っていた。 それは時間が指定されているだけでの謎の予定。 誰も知らないその予定の時間になった時、物語が動き出した。 それ…

【あらすじ】 「私」――矢代幸雄は、知己である松方幸次郎に連れられて、パリ郊外ジヴェルニーのクロード・モネ邸へとおもむく。松方幸次郎は、のちの西洋美術館の元となる、「松方コレクシ…

　幼馴染の結婚式に参加した「俺」は、式の司会を担当している女性の名を聞いて驚く。それは、初恋の相手のメイだった。そうして、彼はメイに恋をしていた、小学生のあの頃を思い返す。 　…

　煌びやかなステンドグラスの聖なる地。そこが僕らのゴールだった。星野という僕の名字は、その日で終わる。Ｘマスでサヨナラを告げるのだ。でも、心に秘めた勇気が、イブの夜に奇跡を齎した…

「同題異話　１月号 『小さな勇気とラッキースター』」によせて書きました。ちょっと虐待描写あります。

香鳴裕人氏の自主企画 同題異話　1月号　『小さな勇気とラッキースター』 で書いた作品です

あてもなく書いたら大根が走り出しました。 香鳴裕人様　同題異話　１月号 『小さな勇気とラッキースター』 https://kakuyomu.jp/user_events/16…

　14歳の内気で人見知りな子、サクラは、森で見つけた古びた剣を手に入れる。それは伝説の剣で、魔法使いのラメと共に魔王退治（と、その他幾つかの目標）のために旅に出る。 　小さな勇気…

冬に見た桜の蕾。 それは私に小さな勇気をくれた。

これは伊豆七島の新島へ旅した私が耳にした、島の妊婦さんと医師の実際にあったエピソードです。 （個人情報保護のため人名は仮名とし、脚色を加えストーリー仕立てにしています） 　新島…

小学校低学年で、字が絶望的に下手だった。そんな時代、ある日を境に魔法のようにノートを開くのが楽しくなって……。 香鳴裕人様の自主企画、「同題異話・1月号『小さな勇気とラッキース…

香鳴裕人様の自主企画　同題異話　１月号 『小さな勇気とラッキースター』参加作 俺には毒舌暴君の幼馴染サユリがいる。 今までも散々ひどい目にあってきたその相手に、あろうことか、自…

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくおねがいします。第一弾は、同題異話企画への描き下ろしでスタートです。今年も楽しい小説を書かせていただきたいです。よろしくおねがいし…

　異世界転生ファンタジー。 　幼馴染みへの恋心に悩む親友の背中を押した日、不運な事故によって命を落としたトールは、何故か、異世界の『本』に転生してしまっていた。異世界で唯一人、ト…