「奇怪 ホラー」を含む小説

昭和初期、神保町で働く青年・西宮龍之介は不思議な古書店に出会う。 その店の名は「怪奇庫」。店主は誰に対してもぞんざいな口を利く不思議な青年である。 その店で古書を買ったことから、…

※作者の代表作＜ラグナロク―神々の黄昏ー＞をカクヨムコン10応募のために、小説構成を読み易く改変したものです。内容はオリジナルと同じですので、ご注意下さい。 【紹介文】 神の深淵…

昭和中期。ルポライターの「私」は奇妙な体験をした人から様々な話を聞く。それは知ってはいけない世界に触れる事だった。

これはある女子高生の身の回りで起きた、奇怪な十の物語。

中学生の修（おさむ）は、怪異の姿を視たり、声を聴いたりすることができる。 ある日、修は轢かれた猫の死骸を見つける。 死骸に頼まれ、その体を異界の土に埋めてやることにした修。 指…

不定期更新のホラーだったり奇怪だったり理不尽だったりする短編。語り手が同一なだけの各話独立作です。

人とはそれぞれに怪談を幾つか持っているもので御座いますが、私はそんな話を求め、知人の元を廻っている酔狂なる者です。 それもこれも、かくいう私自身が『黄泉から舞い戻った者』に魅せ…

私は白鷺月子。 趣味で不思議な話、奇怪な物語、都市伝説、怪談などを集めています。 かなりの数が蒐集されたので、ここにまとめたいと思います。よろしければお付き合いください。

依存、恐怖、収集に由来する『奇怪病』と呼ばれる異能力がある現代、奇怪病都市と呼ばれる『八龍』で白川睦千と盛堂青日は、奇怪病から生まれる『怪』が起こす事件を調査している。 これは、…

霊によって引き起こされた病「霊病」を治療する霊病科に配属された四人のワケアリな研修医（フェロー）たち。オカルトメディカルチームと呼ばれる彼らは、人とは違う力を持っていて……？ …

鯨幕の張られた廃屋敷、踏切に佇む首のない女、切通しを憑いてくる何か…異動先は、世にも奇怪な土地だった。ここで結果を出さなきゃ戻れない。『鯨幕の家』に連なる怪談。 【…

名探偵シャーロック・ホームズが直面する最も恐るべき事件、それは科学が生んだ禁断の生命体、フランケンシュタインの怪物だった。ロンドンから遠く離れたスイスの小村で巻き起こる奇怪な事件…

学芸員の日比野は、友人から古い伝承の調査を依頼される。その日の夕刻、日比野は結果を携えて友人の家を尋ねた。足を踏み入れると、中は異様な闇に包まれている。友人の姿は見えない。ただ、…

ホラー: コルシカを旅行していた時、ある男性から聞いたというホラー話。 ジェノヴァの郊外に住む姉妹メヌーとチェリ。 両親が流行病にかかり、妹はコルシカに働きに行く。しかし、手紙が…

その料理には、決して触れてはならない秘密があった。 イタリアンレストランの新人シェフが偶然手に入れた古いレシピ本。それに記された「究極のアラビアータ」を再現した瞬間、彼の周囲で次…

現代科学では説明できない奇怪な存在「超越怪異」。 これは、彼らに遭遇して生き永らえた者たちが語る、その体験談を綴った記録である。 ※この物語はフィクションです

小説家の睦子は一人娘である紗代子を連れて、多摩市にある団地に引っ越してくる。 子どもたちの笑顔が響く団地で新生活を始める睦子は仕事の調子も上向きとなり、ようやく幸せな生活を手にし…

東京は丸の内。 オフィスビルの地階にひっそりと佇む、暖色系の仄かな灯りが点る静かなショットバー『Huster』(ハスター)。 今夜もまた名状しがたい悪夢のような複雑怪奇な事件が…

夜明け前の岬に現れる大阪出身の「渡し守」の男。依頼人のために東方へ渡りをつけると言う。奇怪な使者を三枚に下ろす男が語る「お釈迦さま」の姿は……

以前ネット上の知り合いと「田舎の幼馴染が人外で、自分だけがそれを知らなかったって設定の作品が読んでみたいね」みたいな会話があったので、自分も読んでみたかったので書きました。 〈…