概要
この物語は、やがて訪れる人類滅亡へのプロローグだ
※作者の代表作<ラグナロク―神々の黄昏ー>をカクヨムコン10応募のために、小説構成を読み易く改変したものです。内容はオリジナルと同じですので、ご注意下さい。
【紹介文】
神の深淵に迫るホラーミステリー。
この物語は人類の終末と滅亡へのプロローグである。
物語の始まりは1962年のロンドン。そして60年後の2022年、ロンドン郊外に住む老科学者夫妻のコロナ感染死から、事態は急激に進展して行く。
同じ頃ロンドン市内で連続して発生していた、奇怪な手段による婦女殺害事件は、わずか2か月の間に7人の被害者を出しても、未だ解決の端緒すら見いだせず、スコットランドヤードのフィリップ・バドコック警部は苦悩の日々を送る。その彼にKCLの法医学者ブライアン・ケスラー博士から告げられたのは、信じがたい事実だった。
【紹介文】
神の深淵に迫るホラーミステリー。
この物語は人類の終末と滅亡へのプロローグである。
物語の始まりは1962年のロンドン。そして60年後の2022年、ロンドン郊外に住む老科学者夫妻のコロナ感染死から、事態は急激に進展して行く。
同じ頃ロンドン市内で連続して発生していた、奇怪な手段による婦女殺害事件は、わずか2か月の間に7人の被害者を出しても、未だ解決の端緒すら見いだせず、スコットランドヤードのフィリップ・バドコック警部は苦悩の日々を送る。その彼にKCLの法医学者ブライアン・ケスラー博士から告げられたのは、信じがたい事実だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ホラー好きなら絶対に刺さる! 『神』をめぐる壮大な叙事詩
読み終えた後、まだ胸の中がホクホクしています。
とても面白く、読み応えのある長編ホラー作品でした。
まず、物語はケネスとメアリーという男女が出会うところから始まります。二人は人間の姿をしているが、精神面では人ではない『超越的な何か』が宿っています。それは霊的な存在のような、宇宙生物のような、既存の常識では捉えきれないものであることがわかります。
そして場面は変わり、通常の人間の犯行とは思えない『異常事件』を追う刑事たちの物語へとシフトします。
各地で起こり始める、怪物化したような人間たちによる猟奇事件。それに絡む『神』の存在。
大学で大脳生理学を研究する永瀬は、ある宗教団…続きを読む