「児童文学」を含む小説

星屑拾いに弟子入りするためにこの街に引っ越してきてから、ルーノには友だちがいない。でも、友達が欲しくないわけじゃない。だって、教室のみんなに話しかけられると、なんだか顔が熱くなっ…

――空にもささくれってあるんだなって あるとき空を眺めていたら、ひび割れたような隙間と隙間から垂れている何かが見えた。それはまるで空のささくれのようだった。 少女はそのささくれ…

　才色兼備の女子高生夏川リサが「呪いの手紙」ブームの最中に惨殺されてから一年半。同級生たちは大学生になったが、巷で新たに死者が生き返るという「死者の書」が流行り始める。 　同じ…

　 　東京都の郊外で暮らしているレース鳩のツバサ。飛行能力は平均的で、レースでも目立った結果は出していない。彼は同じ鳩舎の仲間たちとともに、のんびりと過ごす毎日を送っていた。 …

――箱の中にはたくさんの素敵な世界があったんだ 箱の中は別の世界への入り口だった。 僕にとってこの箱は、不思議で素敵な箱だった。 この中に入れば、いつだって自分の望む世界に行く…

あらすじ 地元民でも知る人の少ない自称応援団に 生まれつき吃音症で他人と上手く喋れない光久は その応援団に憧れ何とか入団させてもらおうとするが・・・ 純粋な児童文学です。 文章…

「私」は小学5年生の頃にハンカチを買ってもらった。それ以来、「私」はハンカチを大事に使っている。だが、お別れの時がやってきた。

「申し訳ございません……」 ――謝る魔法使いには、いったいどんな事情があるというのだろう。 ある日の朝、庭に落ちていた手紙を拾った王女様は手紙の呪いにかけられて、人形の姿になっ…

あやなっち、ゆうなっち、はなっちの3人はパリの小学生。仲良し3人組。今日は、なぜか、三分後に出航する遊覧船に乗らなければならないって、みんな思った...

色んな小話です。１話５分くらいで読めます。 不定期更新です。

彼女は世界的に有名な歌うたい。 各国の王や権力者もこぞって彼女を自分の国に呼びたがる。 しかし彼女は歌とともに自由を愛していたのでひとつところにとどまるということをしなかった。

【作品解説】 『おまじない屋シリーズ』9作目の本作は、シリアスなヒューマンドラマである。おまじないもいつもの呪文のようなものではなく、アファメーション風になっている。 舞台はト…

テテちゃんという女の子は、ママが作ってくれるペンギンカレーが大好きです。ペンギンカレーとは、一体どんなカレーなのでしょうか？

　コトコが小さく鳴いたように聞こえた。 　それは風の音だったかもしれない。 　でもぼくたちは、コトコの返事だと思うことにした。 　コトコは生きたがっている。そう思いたくて。 １…

両親から虐待を受けていたヨルダンは大切なおじいちゃんを失い。家からわけもわからず走り出してしまう。気がつくとおじいちゃんの館へと来てしまっていた。 ヨルダンはおじいちゃんの館で…

水の国・アクアンキューテの外れの貧しい村で平々凡々な生活を送っていたニコラの日常は、ある日突然崩れ去った。 およそ五千年前に、この世界を作ったとされる『始祖の乙女』。 『始祖の…

脚本です。学校の演劇部、劇団などで使用する台本を探していませんか？ぜひ私の作品を使用してください。（使用の際はお声がけください。また作者名を明記してください。） 田舎の学校に突…

掌編児童文学集を作っていきます。

タイトルの如く。 子育てをしている間にちょこちょこと子供に読み聞かせた本で気に入ったのを。 ちょっと忘れ始めてますが、必死に思い出してかいたりしてます。