「亡国の姫」を含む小説

「私は、めんどくさいことがきらいだ。動くのもきらいだ。できる限り、何もしたくない」 長兄のクーデターで父王を討たれたカラント王国の第四王女、十二歳のカルナリアは、王の証たる至宝…

突然の軍事侵略により、すべてを失った王女。 逃げた先でとある夫人に拾われた彼女は、「キアラ」と名を変え、伯爵家の養女として、かつての敵国で静かに日々を過ごしていた。 だが、そん…

豊臣秀吉が全国を平定し、元号を「瑞祥」と改元した瑞祥時代、家の再建のため、復讐のため、そして三振りの宝刀を取り戻すため、謎の忍びに禁術をかけられてしまった亡国の姫さやと、その従者…

ここより遥か先、人類が一度崩壊し、そこから再生した後の未来の時代。戦乱の東の地、ヤマト列島。その中で国土平定のために勢力を拡げる聖帝国家ヒノエが舞台の物語。 1人はいつの頃からか…

主人公はクルシェ＝イェーガー、転生者。 異世界転生者、クルシェは相棒と共に大陸有数と言われる傭兵団で傭兵として活躍していたが、所属する国に裏切られた結果、傭兵団が一丸となって反旗…

ある日突如として現れたドラゴン。平和な日常は脆くも崩れ去り、国を滅ぼされ、姉エルマーを攫われたコーネリアは、二人の幼馴染みと生き残った四人の騎士たちと共にドラゴンが住むという西の…

※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事象等とは一切関係ありません。 イスルード島、リーベル王国の神殿魔法兵ハーヴェンは巡礼のため、客船で北の大陸へ向かう。 道中、船…

　炎の精霊の怒りに触れた精霊の巫女は、骨まで焼き尽くされて灰になるはずだった。 　勇者の家系に生まれた娘は、《勇者の剣》を引き抜けず、ただの村娘として過ごすはずだった。 　国を亡…

魔族から世界を守った亡国の姫が身分を隠してギルドの受付嬢となり、自意識過剰な冒険者たちの面倒を見る――そんな、どうでもいい日常のお話。 登場人物紹介 フィス・ラクシエール　♀…

ローズガーデン、薔薇庭園。それを有していたロワール王国があった。そこには美しい白薔薇の姫がいた。 他国の王が姫に興味を持ち、妃に欲しがる。がロワールの王は断ってしまう。それに激怒…

魔王に支配されたシーラン大陸。 元々大陸の七割を占めた人界は三割まで押されていた。 いがみ合っていた七国の王たち。後がなくなり初めて協力し『人造勇者』を開発する。 人智を超えた力…

フィランテ王国の左端にある小さな村。 ラハルで暮らす少女レティアは、数年前、滅ぼされたラーデニア国の王女であった。 レティアは何とかラーデニア国を滅ぼした敵国の追っ手の手から逃…

えっ、ボクの家族？ そうだな...... 姉は亡国の姫。（姉さんボクを抱きまくらにするな） 母は皇国の王妃(聖女)。（早く魔法を教えろ） 婚約者は元吸血姫。（お前傲慢だな）…

敵国に囚われた亡国の姫。 そんな彼女の前に現れたのは、かつての友にして裏切り者の女騎士。 彼女は飄々と、だが『懺悔しに来た』と語りだす。

「人間って、こんな状況にも慣れちゃうもんだね」 　そう言って笑った友達が、次の日の朝に首を吊って死んだ。 　私はそれでも作り笑いで男に媚びて、体と心を金に変えた。

大学に通学するために電車に乗っていたはずが、気が付けば、突然知らない異世界に！その上、転移早々に危ない場面に遭遇！ 亡国の姫の騎士となる代わりに、ユニークスキルが授けられ、姫の望…

レガリア王国の王女リナリアは模範的で理想的なお姫様。子供の頃からわがまま一つ言ったことが無い。 そんなリナリアが、国が滅ぼされるまさにその日、最初で最後の願いごとをする。子供の頃…

カクヨムプロットコンテスト参加作品。 王の娘ヴィエルジュは、隣国との同盟の為に無理やり婚約させられてしまう。 そんな時、新しい直属護衛として隻眼の近衛隊長が配属される。 剣の腕…

かつて栄華を極めた文明の遺物を収集し、それを売却することで利益を得る「ハンター」である少年は、遺跡の奥地である少女と出会う。 少女はルサルカ、かつて栄華を極めた旧文明の王女と同じ…

　年老いた魔導士が死んだ。自分の死体を眺め、野心に燃えた若い頃を思い出す。神殿の封印されていた禁忌の術を見つけ、国を欺いた罪。隣国へ命からがら逃亡し、森の女に救われたこと。彼女に…