「ブロマンス 猫」を含む小説

「きみ、ぼくを尾行しましたね」 高校２年生の天蔵 螢介（あまくら けいすけ）は、さくや亭の主人にタマシイをつかまれた。その夜から異形のものが見えるようになり、亭主のなりわいを手…

　幽霊、妖怪、悪魔――人ならざる存在にして、人を凌駕し、人をおびやかすものたち。それら『怪異』の実在が証明されてから約八十年、人類と怪異は時に対立し時に共存しつつ、互いを日常の一…

鳥の人外と猫科の人外の闇オークションブロマンス！ 闇オークション企画遅刻作！！今回はどうにも書く時間が取れなかったし、字数も多くなると分かっていたのでどうしようもなかった。 …

　【2000PV突破！ありがとうございました。】才色兼備の女子高生夏川リサが「呪いの手紙」ブームの最中に惨殺されてから一年半。同級生たちは大学生になったが、巷で新たに死者が生き返…

今回も締め切りを守れなかった作家、久崎は怒り心頭の担当編集から逃げていた。成り行きで謎の青年も合流するが……。 売れない作家と訳アリ青年がドタバタしながら心霊現象を解決したりし…

◆あらすじ（梗概） 　十九歳の高塔秘（たかとう・ひそか）は大学の演劇部で人間関係に失敗して飛び出し、転倒した自転車の車輪の下で雨に濡れつつ絶望していた。中一で家出した美しい少年…

19世紀末、オーストリアはウィーン。 こぢんまりとした法律事務所には３人の主だった面子が今日も忙しく立ち働いています。 これはその3人の日記や手記を中心にまとめた、一連のストーリ…

ここはとある異世界。人口の三分の一を異世界人で占めるこの世界には魔女と呼ばれる人間がいる。二足歩行の猫と揶揄される事が多い冒険者　ノラ・ツヴェートはロイヤルミルクティーの魔女と名…

幼少期、抜群の霊能力を誇り将来の当主として期待されていた澄成(きよなり)だったが、油断をして猫妖怪に霊力を封じる呪印の呪いをかけられてしまった。同性同士のキスによる霊力の補給で一…

千年続く熇王朝は、様々な異能、方術を操る方士たちによって影から支えられてきた。 雲嵐は宮廷お抱えの方士一族・樊家の長男として生まれながら、方術を使えない落ちこぼれだった。 しか…

ネットの求人広告からバイトの面接に行った大学四年生の瀬田直桜は後悔した。これは怪異に関わる仕事だ。そういう類は避けて生きてきたのに。直桜は体内に神を宿し神力を操る「惟神」だ。その…

記者志望のブラッドは霊感が強い上、人の裏の顔が見える異能のせいで失業中で宿なし。ある日「住み込み」という条件につられ通称クラレンス・ホール（公家屋敷）という貴族の邸宅の求人に応募…

十六歳になって間もないある日、ハインツは何者かに誘拐される。間一髪、魔法の言葉により犯人を退けるが、助けに来た養父フロレンツは何故か証拠隠滅を図り、自分がやったことにする。その後…

相棒セディはいいパートナーなんだが、偏見を持っているやつが多い。 ふと立ち寄った交易都市で、相棒のセディに絡むならず者を俺はぶっ飛ばす。 猫人だからなんだ？ 元はと言えば、俺がセ…

黒羽の鳥がはす向かいの洋館に住んでいた。 人外たちの話。元は第十一回本物川に出したものでしたが、上げてなかったなと思い今更ながら上げます。20201220脱稿。ちょっと前なので…

(エブリスタでも掲載中。 他作の合間に書いているので更新が遅いです ←休載中) ──この世界は物語に侵されている。 とある街のとある通りには、一軒の古書店が佇んでいる。 営…

駆け出しの青年退魔師である玖堂冬夜（くどうとうや）は、今日も相棒の逢坂志季（おうさかしき）と共に幻妖と戦っている。 ……が、退魔師協会のおっさんたちに『ヘタレ』とからかわれてい…

※カクヨム版となっているのはコンテスト用の修正版があるからです。《あらすじ》 蔡国の鎮魔司の長司(長官)であり、唯一の鎮魔師である房空燕(ファン コンイェン)は、鎮魔司の解体によ…

都内で働く、一ノ瀬夜空は、付き合っていた彼女が結婚詐欺師だったことに気が付く。 身体も心もボロボロになり、電車に乗ってたどり着いたのは終点の街。 そこで立ち寄ったのは、夕方から営…

『死別ブロマンスを書いてほしい』によせて書きました。二作目です。坊っちゃんと使用人の話。