概要
探し物は海神の杖。ああ……あれね。あれを探すの?
相棒セディはいいパートナーなんだが、偏見を持っているやつが多い。
ふと立ち寄った交易都市で、相棒のセディに絡むならず者を俺はぶっ飛ばす。
猫人だからなんだ?
元はと言えば、俺がセディに手助けを求めたことが旅の始まり。
巻き上げた金で酒を飲んでいると姉ちゃんが声をかけてきて弟子入りを志願してきた。面倒なので断ったが、このベティという娘もなかなかしつこい。
懐事情が寂しいことから仕事を探してみたところ、声をかけられたのは、伝説の神具『海神の杖』を探せというもの。しかも、二千人近い海賊と競争らしい。
なし崩し的に引き受けることになり、集まったメンバーはクセの強いメンバーばかりだった。
旧知の巨漢ガンツはまだしも、愛想のないエルフの弓手シルヴァンに、素寒貧の商人兼呪術師ンジャーニと老いぼれた酒浸りの
ふと立ち寄った交易都市で、相棒のセディに絡むならず者を俺はぶっ飛ばす。
猫人だからなんだ?
元はと言えば、俺がセディに手助けを求めたことが旅の始まり。
巻き上げた金で酒を飲んでいると姉ちゃんが声をかけてきて弟子入りを志願してきた。面倒なので断ったが、このベティという娘もなかなかしつこい。
懐事情が寂しいことから仕事を探してみたところ、声をかけられたのは、伝説の神具『海神の杖』を探せというもの。しかも、二千人近い海賊と競争らしい。
なし崩し的に引き受けることになり、集まったメンバーはクセの強いメンバーばかりだった。
旧知の巨漢ガンツはまだしも、愛想のないエルフの弓手シルヴァンに、素寒貧の商人兼呪術師ンジャーニと老いぼれた酒浸りの
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!真面目で紳士な猫人と、隠し玉盛り沢山の凄腕剣士の冒険譚!
魔法銃を扱う猫人・セディとウマが合い、二人で旅をする元軍人のオトール。
路銀が心もとないところで二人に舞い込んだ依頼は、「海神の杖」という秘宝を探す宝探し。
だが、海賊も「海神の杖」を狙っていると判明し……。
しかも、数百人規模の海賊に怖気づき、仲間探しにも苦労する有様。
ようやく見つけた仲間たちは一癖も二癖もありそうな個性的なメンバーばかりで……?
果たしてオトールとセディは海賊たちに先んじて「海神の杖」を手に入れることができるのか!?
オトールとセディや他の面々達の軽妙なやりとりを楽しんでいるうちに、読者の予想もしないところへどんどんと転がってゆく冒険譚!
どうぞお楽しみください…続きを読む