トールハイムの治安を守る衛士団。その隊長であるブランドは、見た目は地味なものの、仕事ができる上に面倒見もよくて、部下にも住民達にも大人気。
特に、同僚の美女・イライザは、ブランドに深い想いを寄せつつ、関係が壊れることを恐れて、アプローチできないのでした……。
そんな衛士隊に、若いご貴族令嬢・ベアトリスが団長とした新たに赴任してきたため、イライザはさあ大変!
しかも、ベアトリスまでブランドに興味を引かれているようで……?
そんな女性達の恋心など、まったく気づいていない様子のブランドは、今日も熱心に職務に励みます。
ブランドの心を掴むのは果たして誰か!?
個人的には、衛士としてばりばり働きながら、実は心はとっても乙女なイライザさんを応援したいところです( *´艸`)
衛士隊の日々の仕事も丁寧に書かれている本作、おススメです!(*´▽`*)
中世ヨーロッパ風の世界観!
魔物も大いに出てくる舞台背景で活躍する、まるで現実に息をしているような登場人物たちが、とても魅力的な作品です。
わたしのイチオシは主人公のブランド。彼がね、大人の男のかっこよさが爆発しているんです。
イケメンじゃないのに魅力的。
そんなですから、結婚したい男No.1で、最新話では三角関係ならず、四角関係にまでなっています。
さて、ブランドはトールハイムの治安維持を担う衛士団の隊長ですから、物語内には戦闘場面も多く、迫力があります。
ブランドに任せれば大丈夫という安心感もあって、こんな人がいたら、ぜったいに頼りたくなでしょうね。
読者だけでなく、周囲の人たちも彼をこよなく愛しています。
なんせ、剣の腕も立ち、面倒見がよく、部下や村人からの信頼も厚いんで。
ブランドだけでなく、登場人物は、それぞれにキャラが立って、ブランドを好きな女性二人も、それぞれ正反対のタイプで、これがまたいい。と思っていたら、中盤には、さらなる女性が。ブランド争奪戦に参加している。
四角関係なのに、ブランドが、まったく気づいていない。
このおとぼけもまた魅力的です。
どうぞお読みください。ストレスなくハマれる作品です。