「ピアノ曲」を含む小説

しめやかな葬式に、高らかな葬送曲が鳴り響く。 一話と、その背景を明かす四通の手紙。 ＊登場する曲： ・G線上のアリア／リスト ・幻想即興曲／ショパン ・ソナチネ第1番／クー…

好きな音楽（主にピアノ曲。たまにオーケストラも）を聴いて、思い浮かんだ情景を『詩』のような形で言葉で表現してみよう。 という、試み企画です(*^-^*) ★ご注意★ クラシックの…

自分の未来に自信が持てず、本当の気持ちを言い出せない男子高校生・岡崎律は、放課後の音楽室で自分だけの音を持つ少女・橘美音と出会う 目指す場所の違う二人が音楽を通じて心を重ね、互い…

此処ではない、小さな国で起きた出来事。やがてそれは世界の隅々へと広がって行く。

第一回目　月の光 小学生の時分 掃除の時間になると、必ずかかっていました。 勿論、ピアノ曲の方ですけどね。 当時、音楽の先生が「先進的」な方でして、 「掃除の時間に流れている…

怪我でピアニストの夢破れた十七歳・垂石伊織（たれいしいおり）は、異世界ポーラの洞窟で共鳴士ロッティと出会う。 彼女は突如現れた竜に音叉を鳴らし、ショパン『革命』のピアノ曲と共に炎…

フィクションになります！ あらすじ 戦後まもなく、二人の姉妹はそれぞれ、青年に夕日の見える野原で恋に落ちてしまう。 二人の姉妹の運命は果たして？ 二人の恋の行方はどうなるので…

１２年間、疎遠だった母が死んだ。母が1人暮らしていた部屋には大きなピアノが残されていた。 母と私と娘。３人のそれぞれの想いがリストのピアノ曲で紡がれる。喪失と再生の物語。

キジ白かぎしっぽの野良猫が飼い猫になる数奇な運命を書きました。 1話1000字前後、およそ3500文字です。 この作品は以前別名義の時に投稿したものですが、再投稿にあたり加筆修…

雨の日にダンボール箱を見かけた後から、隣の家から変な曲が聞こえてくるようになった。 【この作品は小説家になろうにも投稿しています】

弾きたい曲も弾かせてもらえず、ただ課題曲の練習に明け暮れる日々に嫌気がさした美音は、高校受験を機にピアノのレッスンをやめた。 けれど、美音の心は落ち着く事はなかった。 ある日、学…

ピアノ曲「激流」を聞いて思いついたお話です。激しさの中になんとなく美しいところもあり。よろしければ聞いてみてください！

ピアニストである主人公は、ある日不思議な世界に飛ばされ、そこにいた正体不明の女性に、これまた不思議なことを頼まれる。 「私に『月光の景色』を見せて」 この一言が、落ちこぼれピ…

　女でいたい自分。女であることを捨てられない自分。そんなあさましい自分がそこにいる。でもそれが、夫の愛してくれた私だった。 ＊花金参加作です https://kakuyomu…

今風に言うと、 「クラシックピアノ専のプレイリスト+超国民的古典エッセイ 　１０００年の時を超えたコラボ！」とかそんな感じになりますか。 要するに、 この季節にはこんな曲弾くのが…

最近、IMSLP（International Music Score Library Project国際楽譜ライブラリープロジェクト）に入り浸ってるピアノ経験者による、マイナーめ…

会社でのストレスに耐える日々。 ある時それが身体に表れ、駅で倒れてしまう。 休みをとる間の支えは愛犬とピアノ曲。 悲しい旋律なのにタイトルは"welcome"。 なかなか復職でき…

テーマ曲のある物語という企画に応募してみました。 テーマとして使った音楽は、ラフマニノフのピアノ曲であります、楽興の時第一番変ロ短調。なんとなく悲しい曲ですが、どこか魅力のある不…

とある地方都市。そこは雪国として全国的に有名で、豪雪地帯だった。 その日は豪雪により、あらゆる交通網がマヒし、歩いて帰ることを決意した一人の女性。 彼女はそこで、ひとりの不思議な…

シューマンのピアノ曲、花の曲から着想を得たものです。 あの曲の愛らしさとメランコリックなところがたまらないですね。