「せみ」を含む小説

特筆すべき点がない地味な女子高生百瀬南（ももせみなみ）には秘密がある。実は彼女は人気Vtuber愛神ヤヨとして活動しているのだ。 そんな彼女はある日、クラスカースト最上位であり、…

顔いっぱいの眼鏡をかけ、地味で自身のない水無瀬海月（みなせみつき）は、部署内でも浮いた存在だった。 そんな中初めてできた彼氏──村上優悟（むらかみゆうご）に、海月は束の間の幸せ…

田畑に囲まれ、生徒の帰りを待つ古い木造建築物、修燈館（しゅうとうかん）。夏には庭いっぱいにひまわりが咲う。 濃い青空にせみの声が響き、畑にはあざやかな実り。道の遠くには逃げ水が…

しがないサラリーマンの俺、長谷美宏太（はせみこうた）はJKを拾ってしまった。 そのJKは家出しており家に帰れないという。 しっかり居座っていた。 え。待った。 誘拐罪になるのかこ…

【70万字完結　450万PV感謝です(*^_^*)】 　勇者の抱き合わせ？ 　はぁ？ 　ある日突然異世界に召喚された長谷見　優弥（はせみ　ゆうや）。彼は最愛の妻と娘を自然災害…

夏の終わりに私は、せみの亡骸をみた。 せみ達は、何を思って逝ったのだろう。 私は、せみに問い掛けてみた。 せみ達は、生と死のはざまで夏の終わりに何を想う… ※フィクションです。

せみたちー

短歌形式の回文です。 　小野も島　蝉に飛びつ間　河原は　和歌待つ人に　見せましものを 　をのもしま　せみにとびつま　かわはら（は　わかまつひとに　みせましものを）

　田舎でひとり暮らしをしていた高校生である瀬見結希(セミユウキ)は夏と蝉が大嫌い。 　しかしクリスマス・イブ前日、学校から家に帰宅すると知らない少女が勝手に入り込んでいた。 　少…

何をやっても“平凡”な青年·鷲宮夏輝(わしみや なつき)はある日、親友である蝉沢遊人(せみざわ ゆうと)の誘いを受けて、町で1番大きなショッピングモール·ホシガシアで行われる新型…

　――ヤンキーの王様『蝉原（せみはら）』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃（せん）』の頭の中に『謎の声』が響いた。 　「閃（せん）、お前に最強のチートをやるから、未来の地球…

普通の女子高生奈々聖蜜宿(ななせみや)が頻繁に夢を見るようになった。そこで見たのは早島叶多(はいとうかなた)だった…

今年もやって来た暑い夏の到来。 木の片隅で羽を宿した成虫になるために、いつの日か、素敵な昆虫ライフを夢見た一匹のセミがいた。 彼には名前はなく、セミ社会では個体番号の７３１（セミ…

　主人公、七瀬魅夜(ななせみや)にある日差出人不明の白い封筒が届く。そこには人狼ゲームのイベントに参加出来る招待状が入っていた。 　賞金に目が暗み参加した七瀬。 　そこに集まった…

真夏日、海沿いの古民家で、せみの声を聞きながら、少し前向きになれる話。

夏休みが終わった。 道端に蝉（せみ）の死んだのが落ちていて、じりじり近づいたら急に羽ばたいたから仰天。 うぉおい！　びびったぁ！ 俗に言う蝉爆弾。 夏の日の爆弾はいつの世も心臓に…

天野唱（あまのしょう） 高校一年生。 ルックスが高い。 学校では無表情。 でも、幼馴染といる時は・・・ 七瀬美菜（ななせみな） 高校一年生。 黒髪が似合う美人。 学校では無口…

　反魂術によって甦った死者は、不死身にして不老の『不屍者』である。 　突如、城址公園に出現した纐血城《こうけつじょう》高校は、不屍者の根城であり、唯一不屍者に対抗する術をもつ私立…