「わからずや」を含む小説

熱にうかされた日にメモしていた言葉から。 何が言いたいのかよくわからない不思議世界と虚無。

　木曜22時。居酒屋で5m先に岡田を見つけた。 「岡田！聞け！いや、教えてくれ！」 　−私は岡田の胸ぐらを掴む前に後輩からはがいじめにされていた。

性格の悪いマヨラー『俺』は、なんでも茶化しバカにして生きている。 そんな俺が思い出すのは、従順だった元嫁のこと。 あの頃は本当に何もわからなかった。だけど、今も何も分からない。 …

ある日、閻魔様のもとに地獄に落ちてきたニンゲンが現れました。彼は自分自身のことも、なぜ地獄に落ちたのかを思い出せない状態でした。 閻魔様の分身であるエンマは、ニンゲンの罪状を…

タイトル通り、通勤中に事故に遭った作者の記録です。 皆さんも、事故には充分お気を付けください！

戦で故郷を失い、緋浦の国を治める長に拾われた鈴音。異能を持つ少女の遊び相手として屋敷に住まわせてもらっているが、今の立場がいつまで続くかはわからない。50年に1度の〈降神祭〉の日…

田舎の小さな村にひまわりの花を持った少女が現れ、毎日小学校の門前に立っていた。彼女の存在について村の子供たちの間で噂が広がり、同級生や教師たちもその謎を探ろうとしたが、誰も彼女を…

幼馴染で両片思いしている琥珀（こはく）と翡翠（ひすい）。翡翠の心臓は特殊な病気にかかっており、それはガラスでできていることである。刺激になることはなるべく避けたいところだが、片思…

なんだかわからない変な能力をもつ僕と、クラスメイトと。少女と。

ベルトコンベアに載って流れてくるグミをただ無心でひっくり返す仕事をする男の話。 気持ち悪さが尾を引く、よくわからないけど怖い系のホラー。

このエッセイは、科学的根拠は全く無く、筆者の独断と偏見で人生をうまく上方修正するためのきっかけとなればよいなと思い書いてます。 私が、自分が何をして、自分が何を求め、自分がどう…

アイドルグループ「プリズムアイズ」に所属する海辺真魚は事務所の意向で「百合営業」をしていた。 グループ1番人気の王子様系女子「八坂白雪」とともに「しらまお」として活動する二人だっ…

史実によると、政宗は慶長の役で朝鮮にわたったといわれている。その前の文禄の役の際には、名護屋城で秀吉のお側衆をつとめていたらしい。渡海後は、家臣がよくわからぬはやり病にかかり、難…

男子の部活動ランキングを、教えます！このランキングが、すごい。 「ゆる部」って、知っていますか？ あなたは、どれ派？

「偽教授茶房杯」のボツネタをこねくり回してたらよくわからないけど普段やらない感じになったので公開してみました。会話文だけのやつです。

　小山内理久は、かつて自転車で田んぼに突っ込み、困っていたところを制服姿の女の子に助けられた。 　その子に一目惚れしたものの、彼女の名前も歳もわからないままだった。 　そんなある…

大学三年の柚はよく銭湯に通っている。お目当ては併設されている小さなサウナだった。柚がほぼ独占状態で使っていた状況だったが、ある時変化が訪れる。現れたのは端正な顔立ちで綺麗な体をし…

　ある日、俺は自分がＲＰＧの嫌われキャラ、シルバ・ノーマンクライに転生していることに気付いた。 　このシルバというキャラは、その素行が悪いせいで一年後に破滅する。 　本来なら…

港町。突堤。雨。酒。 長い髪、ほほえみ。波間のひかり。 わたしは、恋をしていたのだろうか。 いまでもわからない。 もう、二度と、わかることはない。

「これは太いすぎるよ、だめ！」 「これはまた細すぎるよ、だめ！」 「うーん…これはちょうどいいかも！」 「瞳の色は…」 「この色…うーん…明るすぎる！まるで玄関前の提灯じゃん…だ…