「中学の部活動ランキング」が面白い!「ゆる部」って?あの年代は、夢いっぱい!

冒険者たちのぽかぽか酒場

第1話 今どき世代の部活動ランキングを、発表します!今どき世代の男子は、転んだことがないので、転び方がわからない。まず、そこから、キツイ。

 ウマ娘じゃなくて、馬な男子のレースが、おかしなことになっているぞ!

 「勝ちじゃなくて、価値が良い!」

 何、言っちゃってるの?

 「僕たち、がんばりたくない」

 「走るの、疲れる」

 「疲れるのは、いや」

 「団体行動が、できません!」

 「オンリーワンで、育ったんで!」

 「世界に1つだけの花!」

 そうですか。

 「ようし。これから、体育の授業をはじめるぞ!」

 「先生?」

 「…何だい?」

 「僕、休みます」

 「見学を、します」

 「僕も」

 「自分自身を、大切にしたいんです」

 「皆と同じじゃ、いやなんです(←それなら、なぜ、皆と一緒に、体育の授業を休むんだよ)」

 授業は、見学。

 今どき世代の男たちは、無言で、スマホをいじりだす。

 体育の授業って、スマホ教室なのか?

 もちろん、今どき世代の男すべてが、体力的に、運動的に弱くなったわけじゃない。

 野球でいえば、メジャーリーグ級の選手、サッカーでいえば、ワールドカップ級の海外で活躍するスターは、今どき世代。

 でも、さ。

 本当に活躍できるのは、ほんの一握り。

 過保護に生きすぎた世代の男の体力って、高齢者レベル。

 ゆるゆるな気持ちが、この言葉になるんじゃないのか?

 「勝ちじゃなくて、価値が良い!」

 ふうん。

 「運動(や勝負事)では、勝たなくても良いんだ。世界に1つだけの花を、咲かせてやれ!」

 過保護教育で、転んだことのない男たちも多くなった。

 「僕たち、勝ち組人生」

 「転んだことが、ない」

 「だから、転び方がわからない」

 その子たちを、これから、誰が、面倒をみていくわけ?

 「転んだときは、まず、両手を前出す」

 それ、できない子もいるそうです。

 本当に、できない。

 顔面から、前に、突っ込んでしまうんだとか。

 危険だ!

 転ぶ生き方をしてこなかった今どき世代の男子の中には、「転び方教室」に通うやつらも、出てきた。

 本当ですよ?

 そういう教室、あるみたいですよ?

 「転んだときに、まずは、両手を前に出すレッスン」

 困ったなあ。

 また、シューショクヒョーガキ世代が、こういう子たちの介護をさせられるんじゃないのか?

 「こども手当の悲劇」を、くり返すな!

 学習ができないのか、日本!

 …。

 話を、変えよう!

 「人気、不人気な部活を、知っていますか?」

 中学校を中心に、面白いデータがある。

 人数が増えているような部活動もあれば、減っている部活動あり。このランキングが、すごかった!

 今どき世代の男子たちがきらう運動が、これ。

 「疲れる運動」

 「痛い運動」

 …やっぱり。

 男子のやる人数が減った部が、これ!

 「剣道部」

 「柔道部」

 「空手部」

 「体操部」

 「ラグビー部」

 …だろうな。

 ちょい前までの学校では、こう、教えていた。

 「生徒の、皆?部活動では、苦しみや痛みもあるはずだ。でも、それに負けないでやってみようぜ!」

 それが、今どきは、こんな感じになった。

 「生徒の、皆さん?スポーツは、安全におこないましょう。がんばりすぎなくても、良いんですよ?自分らしく!」

 学校の先生も、どうかしていると思う。

 自分らしく、って?

 団体戦のこととかか、どう考えているんだろうな?友だちのことが、好きなんだろう?

 「勝ちでなく、価値を目標にしましょう!」

 こうして育つ子を考えると、この話も、成長していくわけで…?




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