「小説家 青春」を含む小説

　ゴールデンウィークが終わった次の日。笠間 祐（かさま ゆう）は学校からの帰り道、真っ黒な『何か』に襲われた。 死を覚悟したその時、間一髪で助けに入ったのは長く美しい白い髪――に…

　――ＴＲＰＧ。それは、ルールのあるごっこ遊び。各人が自分のキャラクターを演じ、一つの物語を皆で作り上げる。そんな遊び。 　はじめての冒険は、それは壮大で、時に愉快で、時に泣…

とあるちっぽけな将棋教室の話。 「小説家になろう」さんよりもってきました。

紫花（しばな）陽介はボッチの高校生。彼の趣味と特技は人間観察だ。そんな彼に紹介されたバイトは人助けだった。依頼に来るのは一癖二癖ある人ばかり。そんな人達を観察しながら陽介は何を思…

「優斗。ごめんなさい。私は、あなたにちゃんと感謝できていない。こんな私でも、助けてくれた？」 1年前の春、幼馴染の優斗を失った結衣は、高校2年生になった。 1周期で思いにふけ…

　冒険者になりたがる少年・リルが勝手にダンジョンに行ってしまい、幼馴染みのソラがそれを追いかける。危機的状況でリルが魔法を発動させ、ふたりは何とかダンジョンから出るが、その後ソラ…

恋はくだらない。 愛はありえない。 それでも、私達は確かに恋愛をする。 たとえ、そのために親友を切り捨てることになろうとも。 ※この作品は「小説家になろう」と同時公開しています

声優を夢見る女子高生青山春羅《はるら》は、演劇部に入部するが、実は声優により近い活動をしているのは放送部だと、入部直後に知る。だが、もう入部届は提出済みだし、今更転部はできない。…

午前4時44分に中野ブロードウェイの4階に行くと異世界の『裏中野ブロードウェイ』に入ることができる！？ そんな噂を聞いた大学生の主人公は『裏中野ブロードウェイ』にてある女の子と出…

「私ね、今日の夜、殺されるんだ」 終業式の日。夏休み中に転校してしまうクラスメイトとの最後の帰路、彼女はそう言った。 広義のミステリ、と捉えておいてください。 「小説家になろう…

　部活盛りの中学生の少年・竹丘友慈は、ある日、唐突に脳腫瘍罹患の疑いをかけられ、地域最大の病院で検査入院をすることになる。 　自分が病魔に蝕まれているはずがないと信じて疑わず、狭…

重度の年上女性好きの主人公・橘匠が出会ったのは、謎のノートと変態美少女・皐月。 同じ高校生活を送っているはずなのに、彼女の存在はどこか歪だった。 彼女との仲を深めていく中で、匠は…

　九条改太は進学校の学院に通っていた。この学院の生徒は進学先も就職先も選び放題のエリート候補だが改太は将来の夢も希望もなく全てが退屈だった。 　改太の祖父、巌は全ての学問を修め…

「わたしは青春をとりもどす！」 〈ふつう〉を目指す吸血鬼と、 「意味なんてない」 〈素通りする人〉を目指す文芸少女、 「僕、がんばるよ」 〈ネットに地図が無い田舎〉からやって来た…

僕と彼女の間には大きな隔たりがあった。 近いようで遥かに遠い彼女との心の距離。 まるで恋愛ゲームさながらの僕と彼女との関係の行く末に待っているのはどのような結末なのだろうか？ …

　充実したキャンパスライフを送りこれからの人生の目的を探る。 　村石保にとってその探求は大学生なら誰しもが抱くような淡い種類のものとは一線を画していた。 　何故なら大学四年間を過…

　何よりも歌う事が好きだった俺、三原遊馬は、学校でも有名な軽音楽部でボーカルをしていた。 　メンバーの腕はプロ級、ボーカルとしてこの上ない環境にいるはずだった俺だが、バンドの中…

変身ヒーロー達が、“当たり前”の存在として人類に認められた世界。 新島宗太は、ヒーローに命を救われた過去を持つ少年だ。 俺も彼らのようなヒーローになりたい。 一流のヒーローにな…

部活（文芸部）中に書いた三題噺（三つの題材で短編を書く）の一つ。お題は「砂時計、日傘、ココア」（ｂｙ部活の友人）。喫茶店でわざわざ電話を使って会話する二人の男女のお話です。いやそ…

三題噺です。お題は「ラピスラズリ、歩行者、綿毛（条件：きらきらした話）」。やはり提供は部活の仲間。ラピスラズリって何だと思いましたよ、ええ。電子辞書よオープン、です。信号待ち中、…