「現代 夢」を含む小説

時の彼方のエルメリンダ、醒めることのない夢をどうか僕に与えてくれ──名門男子校に通う高校生の貴村唯人（きむらゆいと）は『男の娘』と呼ばれる女装男子。生粋のノンケであるはずの唯人が…

あらすじ ○『シン・アルト』は最近になって自分を呼ぶ不思議な夢を見せられていた。 その夢を見せられてから記憶を無くしてではあるが、記憶喪失であるアルトを保護してくれた少女『瀬々羅…

物語というにも歪すぎる、殴り書きされた物語。 この夏最後の自分らしいことをするために書いた、作者の自己投影の混じった詩っぽい何かです。ごちゃごちゃしてるので、本当に時間を持て余…

主人公の高校生・郡司冬鷹(ぐんじふゆたか)が住むのは東京・重陽町。 そこは、超能力や魔術などが日常的な異能都市だ。 「妹の身体を治す」 幼少期、妹と共に、攫われ人体改造をされた過…

　私は俗に言う、『時を駆ける少女』である。 　それゆえに、これまで数えきれないほどの世界を滅ぼしてきた、罪人でもあった。 　この現実世界にはけしてＳＦ小説みたいに過去や未来の世…

絵描きの彼は、ある夢にとりつかれていた。寝ても覚めてもまとわりつづけるその夢の中には、一人の、女の子がいた。光り輝く夢の中の彼女を、彼は、追い求める。 彼女は一体誰なのか、そして…

　七年前、才能計測器〈ＴＭＩ〉が発明された。それにより日本における教育システムは改革され、１％の例外を除いて子ども達の才能を計測し、正しい将来設計を行うことが可能になった。 　…

新川祐にはよく見る夢がある。それは決まって雨のなか寝そべり、そして片すみに金髪の幼い女の子が映る不思議な夢だ。高校2年になった初日も、去年できた幼馴染・松林未奈に起こされるまでそ…

~完結してます~ 　悪魔が現世にやってきてから、早数世紀が経った。 　人類は悪魔から魔法を教わり、現代では魔法使いが立派な職業となり、文化に浸透していた。 　少年の名は荒城…

『籠の外』として鬼狩りの活動を行っている淀盾。 彼には琴子という想い人がいた。 鬼狩りとして１人前になり彼女に告白することを目標に、平和で穏やかではないけれどそれなりに充実した日…

夢を通じていろいろな世界に行くことができる朔利は、夢の中で一人の青年と少女に出会う。自分は付喪神だと名乗る少女から気に入られ、その宿主になってしまった朔利。しかしその付喪神、何や…

僕にはどうしても彼女に伝えたい言葉がある。 風鈴の下で桔梗を眺めながら、お読みください。

中堅ゲーム会社に勤務する長田謙信は、いわゆる社畜だ。 激務薄給、休日はあっても疲れて部屋で寝ているだけ。 孤独で目的もないまま、人生を浪費していた。 そんな社畜が、ある日夢を見た…

男は5分間だけ夢を見ることができた―― ※「LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト」 用に書き下ろした掌編です。

自主企画「三題噺マラソン」参加用。全体チャレンジの「全作につながりを持たせる」に関しては最初から投げてます。テーマごとに単発作品を発表していく予定です。 「冬は何度でも」 お題…

　十七の、夏至が過ぎてからしばらく経った頃だった。 　まだ坊主頭だった私にとって、あれは一つの夢に過ぎなかった。 　夢の中でも、とりわけ悪夢に分類されるものだ。もしあれが悪夢でな…

楓斗とゆらは以前から同じ夢を持っていた。 『子供に"日本語じゃない"言葉を覚えさせてみたい。』 ____子供はおもちゃなんかじゃない。 ____真剣に研究をさせてくれないか。 2…

入学式の前日、瞳は近所の神社で少年と居合わせる。翌日、学校でその少年、清和と再会した瞳。しかし、何故か清和は彼女を避け、突き放そうとする態度ばかりで……。 二人の出会いからすべて…

夢の中で青い月に見惚れていたユエ。 何処かに落ちていく感覚に意識を失うが、次に目覚めたのは見知らぬ岩場だった。 外国風の人々に電気のない生活。その代わり魔道具と神様からの加護の力…