「実は知ってます 短編」を含む小説

恋敵を悪い噂で退けたまでは良かったのだが。

ペロリは最後に君と出会った。 さあ君はペロリの正体がわかるかな？

病気療養中のバカンスで恩師の死を知った「私」は、古い記憶の夢を見る。葬式に出られなかった私は公園で出会った動物好きな男と一緒に葬式を始める。宇多田ヒカルの名曲と共によみがえる記憶…

試験前日、切羽詰っていた私の夢に教科書が現れました。 その教科書がなんとみんなイケメン。 教科書たちは私に勉強の仕方のヒントをくれました。 カクヨムweb小説短編賞にエントリー…

好きな子の好きな人が、自分の友達だった。 意外とよくある話だと思います。 それを知ってしまったら最後、誰も悪くない、誰も責められない、出口のない憂鬱の中を半永久に歩き続けることに…

ある日を境に、次々と会社の同僚が忽然と消えた。彼らに共通することは、皆失踪前にとある「秘密」を知ってしまっていた。その「秘密」を求めて、調査を開始したのだが……。

振袖を着つけてもらったミヤは、片思いの相手と初詣に行くはずだった。 待ち合わせ場所で、彼が、別の少女と楽し気に話しているところを見るまでは。 逃げて、逃げて、逃げて。 行きつい…

ちょっとお馬鹿な義賊系不良、冠鷹司と強面ミステリアスな上弦佳月は高校から付き合う仲。互いの家は勝手知ったる場所だし、冷蔵庫のことは家主よりも詳しい。そんな二人の他愛もない日常や馴…

学校である噂が流れた。 みんなの夢の中に共通の猫が現れるらしい。 主人公の夢にも現れるが、どうも見たことのある猫で……。

異世界に飛ばされなくたって魔法が使えなくたって、メンヘラの生き様はまさにライトノベルの様。その振れ幅故に生き続ければ喜劇にだってなり得る。理解できないところも沢山あるけれどどこか…

手放した月への切符。それを手にした先輩は月面で死亡した。 死因は食中毒だった。 『私』は娘をあやしながらそれを知った。 Twitterでのワンライ企画（#文字書き版深夜の真剣文…

「本当の花を知っているかい？」 入院中のお祖父さんからジズはそんなことを聞きます。 地下都市で暮らすジズにとって花とはまがいものの人工植物の花だけだったのです。 本当の花を見たい…

普通なら叶わない願いを持つ大学生、紫は、無意識に願いを叶えてくれる存在を探していた。そこに突如現れた自称神様が願いを叶えさせてほしいと言ってきて……。 許されない願いに葛藤した先…

高校３年生の尾崎琴は父の正志の親戚が亡くなり、正志と母の和子が葬式に出かけてしまい、親戚で同じ歳の木村隼人と二人で留守番することになってしまう。 琴たちが留守番して…

　数十年前に太陽が昇ったきり落ちなくなってしまったとある世界。その太陽のほぼ真下にある、歯車の街ルエラニから始まる物語です。 　ルエラニの二番街に住むメルは、太陽が天井の真上にあ…

学校の帰り道とかにいる、ほら、あの小さな虫。 あれって何で頭の周りを飛ぶか知ってる？ あれはね、ノウミソクイクイって言うんだよ。 日常の中に潜む非日常ホラー風味短編小説。

　この作品はわたしの脳裏にある作中人物(今後発表する予定がある長編小説『砂の涙』の主人公)の名刺である。ストーリーは特になく、ただ彼のキャラクターが未来に何ものかを暗示している。…

私だけ除け者？ （綾さんと一子さんと佳奈さんのお話）

遠く、東の方で爆発が起きた。 僕は知っている。あの爆発がここをも巻き込んでしまうということを。

夏休み直前、賑わう教室に1人の転校生の少女がやってきた。 僕は偶然、その少女の秘密を知ってしまった。