「哲学(?)」を含む小説

海水面上昇が進み、海岸線は内陸部へと浸食を始めていた。 それにより耕作面積が縮小、世界は食糧不足に陥り、人心は荒廃しつつあった。 建設当時は海岸ぷちで見張っていた俺も、もうすぐ海…

正義の「セ」を見て考えました。 正義についての一視点として、一度どうぞ。

第５回BOX-AiR新人賞最終選考作品に大幅加筆修正をし、完結まで仕上げたものです。

　哲学――知を愛する学問。フィロソフィア。 　おそらく人類最初の学問であるそれは、手を変え品を変え、今現在も続いている。 　科学の発展によって時に否定され時に肯定され、新たな概念…

少し不思議な話を突っ込んでいく短編集です。童話風味に仕上げたい。 1000~4000文字の短編をちまちま置いていきます。 夕焼け空でも眺めるつもりで、のんびり読んでいただけると幸…

哲学も倫理もディストピア小説もわからない素人のディストピア論。

　出会いは偶然や奇跡で語られ、別れは必然のように語られる……。そうなのだとしたら人はなぜ、誰かと出会うのだろう。過ぎ去った時間に手をのばそうとしても決して届かない。不可能性の最も…

漫画や小説みたいな人生は、漫画や小説の中にすら存在しないのかもしれない。

5/1 予定を繰り上げ、予告編としてプロローグのみ公開 『シニン』 ―― そう。 私は。 ワタシたちは。 ｜勧誘《コロ》されて、世界の為に動き出す事を強いられた。 これ…

カクヨム『近況ノート』の内容をもとに、自作SF『Ｌｕｃｉｆｅｒ』をめぐる色々な想いを綴りました。 小説には楽しい夢と一緒に、お役立ちな知識や発想が入っていてもいいと思います 。 …

とある学校には潜入スキルを磨く学校があった。 日常生活で潜入スキルを磨きまくる彼らに訪れる進学試験。 しかし、それはまさかの筆記試験で……！？ ↓前回の投稿↓ 『－　カクヨ…

命について。 なぜ生きるのか。 なぜ生きなければいけないのか。 なぜ生きたいのか。 なぜそこまでして命を守なければならないのか。 私なりに考えてみました。

何者かすら分からない僕を、周りの人が困惑させに来ます。

「何も無い」を考える。

■海に漂うボトルメール。開ければ「誰かの現在」と「誰かの過去」が交差する。時間旅行には何もタイムマシンが必要なわけじゃない。誰かが未来に想いを馳せて、誰かがその想いを受け取ったな…

ブレイクカードとは忘却された声の痕跡である。うろつきまわる壊変者達は毎日の習慣として惨劇を繰り返す。だから遺される悲鳴は決して絶えることがない。

「恋愛ってさ、お互い完全に好きじゃなきゃ駄目なのか？」　 人の少ない大学の食堂で遅めの昼食を食べる男女。小難しいことばかりを語る素直じゃない男の決意の奮闘が始まる。

　この物語は、拙著「転生して気ままな人生を過ごしたい？　だが断るっ！」の外伝的な作品です。ですが、本編を読んでいなくても、たぶん楽しめます。 　「転生して気ままな人生を過ごしたい…

　今より少し先の未来、起きるべくして起きた震災によって、日本の経済は破綻し、豊かな生活は困窮することとなった。しかし、なおも発展し続けてきた日本のアニメや漫画やライトノベル等のサ…

　高校二年生になって始まった倫理という教科。 　これは、落ちこぼれの俺にとって新たな脅威の出現という他なかった。だってこの教科、わけの分からない抽象的な言葉と説明のオンパレードだ…