灯台と言う一見見向きもされない人類の英知が、彼なりの視点で世界の人々へ語りかける。
今の時代に生きる人類が、後世の子孫へ残すべき物は何であるか?そして後世の子孫が継ぐべき世界はどんな物であるか?
声を持たぬ灯台が、危機に直面した世界に挑む一握りの人類を応援する様に、とても考えさせられる物がありました。
これは空想とか物語とかではない、現実でも私達が直面している現実であると言えます。
それがこの哲学的視点の物語によって、一人でも多くの……特に若い世代へ伝わって行く事を願って応援したいと思います。
素晴らしい作品でした!