とても面白く興味深い内容でした。・正義があるなら誤義もあるのではとの問題提起で始まったが、そも正義という概念が一次元的に±いずれかの方向付けだけで語れるのか?・前提として語られる仁や勇を成すといった儒教思想が正義に結びつくという考えに、そもそも妥当性はあるのか?といった点などは個人的に検証考察を深める余地があると感じられました。プラトンの正義論やロールズの正義論なども交えると、より多角的に考察できそうです。
善悪とは? 正義とは? 誰でも考えなければならないことが、分かりやすく描かれています。 難しい事を分かりやすく書くって、難しいですよね。 書くための参考にもなる、素晴らしいエッセイです。