「書」を含む小説

「病葉（びやうえう、わくらば）和歌集」とは、科学全盛の現代にあって古の歌学技術に魅入られた詠者が、これに溺れて拗らせた歌や、和歌四式などの歌学書で避るべきとされる「歌病」に敢えて…

玻麗国、宮廷書庫室。 古今東西奇書凡書問わず、あらゆる書物が集まる『叡智の宝庫』には、ある頃からまことしやかに囁かれている噂があった。 曰く、宮廷書庫室には、仙女が住むと。 …

主人公であるラスト・アスウールは突然、前世の記憶を思い出した。 サラリーマンだった主人公は信号無視をしてきたトラックに轢かれて、いつの間にか転生していた。 そして自分が『勇者の書…

珍しく自己紹介！ これを期に私のことを知ってくれる人が増えたら良いなっ！ ①話⇨睡眠障害様の「読み専からの質問」https://kakuyomu.jp/user_events/…

　こちら内容は、二〇二四年十一月一日に大学で行われた哲学科ゼミにて私が発表したレジュメをカクヨムに投稿するにあたって少しだけ加筆したものとなっている。当レジュメはラッセルの論理学…

日本古代史を研究していくうえで基本的な書物である『古事記』と『日本書紀』。その両歴史書の最初の部分に記載されている、特に初代神武天皇と２代綏靖天皇から９代開化天皇までの「欠史八代…

伯爵令嬢のイリーナには婚約者がいる。 『氷の魔術師』という異名を持ち、その美しさと高い魔術の腕で令嬢たちからの人気はナンバーワン。 だが、彼はイリーナに対してはいつもそっけない男…

作品を書く上での設定や背景のせてます。 原初は特に設定が多くて、小説に書ききれず割愛してるものもあるので、補足としてのせてます。たまに更新します。場合によってたまに非公開になり…

それは、とあるインターネット掲示板が始まりだった。 作者も出版社不明の謎の本『備忘録』が神保町の古書店に現れる。神出鬼没だが、見つけた者に幸運をもたらすという。 噂を聞きつけた俳…

払い屋。拝み屋、祟られ屋、咒い師…… 常識の埒外の事柄をどうにかするのが仕事、要は、幽霊や妖怪、呪いの類に対する専門家達。 この時代、明るくなった夜の底、彼らは確かに息づいていた…

題名が分からない本が見つかる、不思議な本屋がある。 店の名は新月書林。題名を忘れた本を探す者の前に、その店は突然現れる。中に入ると、求めていた本を店員が渡してくれる。 一般的な書…

ニンジャと相棒がご飯とマツリで星を救いながら宇宙を旅する、のびのびサイバーパンク架空民話ニンジャSFファンタジー人外グルメ貴種流離譚 これを読めば第0話は読んでなくてもついてい…

高校に入学して一ヶ月ほど経過した主人公。彼の悩みは絶対加入しなければいけない部活決めであった。特にやりたいことがないまま最終期限が近づく中、彼は指名者のない手配書と一人の男子生徒…

　調査船で地球に到着した７人。 彼らの目的は、太陽系を巡って、限られた調査期間内に、各惑星の現状を調査し報告書をまとめること。 　この調査船に乗り込んだのは大学院生３名、学部生４…

SS

こちらでご紹介する文章・記事は小説ではありません 顔占い人相占いの元である中国の古典のアレンジ日本語訳です 日本の占い師さん達のなかに、お客さまを占うときに 「人相占い・…

異世界ファンタジーか書きたくなったので、特にストーリーを決めることもなく書き始めました。いわゆるハイ・ファンタジーとかダークファンタジーと呼ばれるジャンルだと思います。 各話ご…

牧歌的な平和に守られる東都は争いとは無縁の都。そこに千里眼の魔女と呼ばれる占い師がいた。高額な鑑定料を取る胡散臭いぼったくりと思いきや、魔女は確かに不思議な力を持っていた。また、…

「…すまない許してくれ」 突然そう告げ消えた父。 後日私の元に届いたのは借金の請求書だった。 生きる気力を失った私の前に現れたのは 貴方でした…