作者!!これって何!?…作品の説明書

作者不詳

甘い下僕と辛い吸血鬼 *随時更新

時代背景は、2022年の現代日本。2022年頃から執筆し始めたのでこの頃にしています。


ヒロインのシェラミアは吸血鬼なので、そういう異種の存在がひっそり現代に混じっています。

はっきりといるとは皆認識していないのですが、SNSの普及で何となくいるんじゃないか?と皆疑い始めてたりしていて、知ってる人は知ってたりする。怪物ハンターという職業もあります。


作品で登場する異種族

*あくまでも私の作品内での設定です。


純血吸血鬼=始祖ヘカテ…の娘がファーストヴァンパイアでその血筋を受け継ぐ生まれながらに純粋なヴァンパイア。墓場の石みたいに冷たく若干硬い皮膚と高い身体能力及び超能力を持つ。稀に固有の能力を持つ者も産まれる。基本的に冷酷でプライドが高く尊大で、命の尊さを重んじない。身内には寛大。生殖能力は低いが、雑種吸血鬼と違って生殖可能(純血相手ならこの限りではない)。簡単には殺せないが、日の光と人狼が天敵。


雑種吸血鬼=人間から変異した吸血鬼。元々は純血吸血鬼が使い勝手のいい奴隷や兵士にするために変異させて産み出された。生殖能力は著しく失われるが完全にというわけではなく、純血相手なら一応は可能(あまり相手にする純血はいない)純血と違い固有の能力はないものの、稀に超能力が発現することもある。変異の元となった純血ヴァンパイアには逆らえない性質がある。


人狼=狩と月の女神アルテミスを主人とする。元々はヘカテから産まれた闇の眷属だったが、アルテミスの側につき、吸血鬼と仲が悪い。吸血鬼と違って各地に散らばり、それぞれの文化を持った部族がある。日本の一族は、第二次世界大戦辺りから色々あって絶滅寸前。吸血鬼の天敵。


仙女=ハクやセイが該当。釈迦や菩薩に仕える眷属。長い時を経て修行を積み、畜生道から天道へ進んだ者。人間道から為る場合もあり。


あやかし=その名の通り。ハチも一応ここに該当


他にも色々いますが、作品に登場するのはこの部類です。



用語説明


始祖ヘカテ=闇の淑女と呼ばれる女神。すべての闇の眷属の母。吸血鬼の敬愛の対象


エウメニデス=ヘカテの娘エリザベーティエの通称。ファーストヴァンパイア。


エウメニデスの娘=エリザベーティエの直系の一族の中で、より大きな力を授かった女吸血鬼の通称。直系の女吸血鬼にのみランダムで与えられる。神の力にも等しい能力を持っている為、純血吸血鬼の間でかなり重宝される。シェラミアも該当する。


長老=純血吸血鬼を束ねる一族御三家。昔は六家あったが今は三家に減った。ドラクレシュティ、ブレイクドーン、ムーンブライトの御三家。ドラクレシュティ家の権威が強い。


ワラキアの内戦=400年前にルーマニアで起こった吸血鬼同士の覇権争い。一族同士の殺しあいの末、ドラクレシュティ家が主権を握り、シェラミアは戦争終結のための取引材料として、ダネシュティ家に嫁がされた。


マナナンガル家=シェラミアの一族で、エリザベーティエの直系の一族。女吸血鬼が多く産まれる。元々は純血吸血鬼の王家だったが、覇権争いの末敗れ今は長老ですらないが、直系の血筋であるため特別な待遇を受けており、地位はある。今やシェラミアのみの断絶寸前。


ブルワー家=フランスの純血吸血鬼。一族の中では中堅層の階級で、ヴィンセントが当主。純血であるものの、ヴィンセントの祖父母辺りで雑種吸血鬼の血が混ざっている為、ヴィンセントは完全な純血より力が劣る。人間界ではビジネスをやっており、社会認知度は高く大金持ち。長老一族の財布にされてたりする。


発情期(吸血鬼の)=純血吸血鬼が繁殖相手に相応しいと本能で察知した時に起こる生理現象。その相手との生殖成功率は高くなるが、長くて2か月ぐらい続く。生殖行動を行わないことで発作による性欲の暴走が激しく、下手すれば死ぬ。


ドラクレシュティ家

ワラキア(今のルーマニア)を支配する古い吸血鬼一族。最も高い権威を持つ長老。マナナンガル家であるシェラミアの後見人となっている。

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