「日常謎」を含む小説

部屋の荷物を片付けていると、高校時代の部活について記した原稿が出て来た。整理の手を止め、懐かしさから読みふける内に、当時のことが脳裏にまざまざと蘇る。部の名称は“謎研究会”。確か…

私立探偵の鏑木俊はある事件をきっかけに、小学生男児のような外見の女子高生・小林声を助手に迎える。二人が遭遇する１３の謎とトリック。 鏑木　俊　【かぶらき　しゅん】……殺人事件が…

予算と備品をめぐり、生徒会と対立した文芸部。厳格な管財担当者・楠原律を敵視した部長・倉嶌琉夏は、彼女の化けの皮を剥いでやると豪語するのだが――。女子高生ふたりが日常の些細な謎に挑…

働かない小説家と、関西弁の男子高校生が織りなすややミステリーです

事情があり一人暮らしをしている女子高生・星野美月。 ドケチな美月はスーパーのセールに参戦した後、奇妙なゴミを見つける。ホームベーキングのスイーツが大量にゴミ袋に入っていて……？ …

親戚の醜聞の影響を受け、住み込みのバイトを探さなければならなくなった麗美香。麗美香は見た目が芋臭いが、成績優秀で数々の資格を持つ有能JKだった。 麗美香は有能さを買われて、桜の木…

　最近の若い人たちの中では、あまり必要ないと言われ始めた（らしい）「挨拶」、数十年前には間違いなく「大切」とされてきた。 　それをしないとある家族と、その周辺の物語・・・。 …

　セリフのみ。 　各話15秒ほどの、手軽に読める物語（会話）です。

教室のドアを開けたらクラスメイトたちのにぎやかな声。 その中に混じった「フラミンゴ俱楽部」の名前。 ささやかな謎解きをご一緒に。

仲間たちにタダで飯を食える場所を教えて回っていた田代というやつが消えた。 どこに消えたのか。そもそもなぜ教えて回っていたのか。 5分で読める、日常の謎です。

叙述トリックを用いた短編・中編小説をあげていきます。 読んでいくとご丁寧に読み返しポイントがありますので、そこで読み返すことをお勧めしています。 ※その１　その２　その３はすべ…

なぜ彼はスーツで海に浸かっているのか。 なぜスーパーで買ってきたものを海に投げているのか。 ＠マーク以下が解答編です。5分で読めます。

日常の不思議な出来事には、怪異が関係している＿＿。 　大学を卒業し東京に来たばかりの早乙女春一は、理不尽にも会長から『孫を見つけ出さないとクビ』と言い渡される。 　途方…

秘密の屋上へ────って… え？なんでこんなことに… 日常ではないけど日常。 そういう小説です。

　城南川の清掃ボランティア中、ゴミ収集用の軽トラックの鍵が無くなった。状況から考えて、盗まれたと考えられる。 　しかし、軽トラックは残っている。スペアキーが届けられれば、問題なく…

急な夕立で駆け込んだホテルで、かつての同級生の鮎原に出会う。鮎原もまた急な雨により待ち人が来なかった。 そんな二人は5年前に起こった、「千晶ちゃん、この男に会わないほうが良い事件…

　駐輪場の放置自転車に鍵がささっている。けれど、鍵はその自転車のものではない。 　誰がやったにしろ、鍵を落とし物に預ければ済む話だ。けれど、遠野さんが気にしていることはそういうこ…

全くの未経験から葬儀業界に身を置くこととなった新入社員の宮田誠人は、あるとき自身が携わった葬儀の現場で思いがけないトラブルに見舞われてしまう。きっかけは霊安室で目撃した〝衝撃の光…

　校内新聞へ掲載する予定だった部活動の集合写真が紛失した。どうやら写真を紛失してしまったようだ。 　再撮影に応じたものの、遠野さんは一度目の写真を使ってもらいたいと言う。そこには…