「掌編 青春」を含む小説

決して立ち入りを禁じられているわけでもないのに生徒の出入りが少ない屋上に、ポツンと置かれた生徒用の机。お気に入りの小説のワンシーンを思い出して、近寄って、それは小さい青春の一ペー…

三宅京子は学校の文化祭、学内バンドの客席でとある日記を手に入れる。そこに書かれていたことは――。

ちょう短い掌編集です。

【掌編】時計台の前で待つ、カナとダイキ。 待ち合わせ時間はすでに過ぎていたのだが… ※さくっと読める恋愛短編です。 ※実験的な表記を使用しています。 ※？と思った時は「本小説の…

センセイと出会い センセイに近づき センセイとの終わりを迎える 僕のはなし

猫探しの依頼を受けた名探偵横川と助手の縦山。商店街で聞き込みを行うも、目撃情報はなく、タイプライターを売りつけられる始末。そんな中、助手、縦山は自分に鬱屈した思いを抱えていた。 …

四字熟語の意味合いから想像した物語を書き連ねていきます。 登場するキャラクター達は、基本的に同じ世界線の上で生きています。 そのため、とある話がとある話の続編であったり、過去編…

　屋上に佇む彼女は、唐突にその質問を投げ掛けた。 　ぼろぼろになっても継いで剥いで、不器用に生きる少女と、それを見つめる少年の一幕。

____夏ってさ、落ちてるよね。 これは、海太と夏菜の拾った夏の物語。

小橋秀秋が感じたことをつづっていきます。 恋愛、人間関係の話多めです。

引きこもり少年、北島勘太は「太陽がまぶしかったから」という理由でコンビニへの買い物を決意する。しかし道のりは険しく、様々な障害物（女の子たち）が彼を待ち構えるのだった！ 日常あり…

同じクラスの澤田は、ビケイだ。 小学生の時の女子がそう呼んでから、ずっとビケイだ。 今でもあいつはビケイだけど、いいやつだよ。 ……ビケイだけど。

僕と本庄、26歳の二人の間にある致命的な温度差と、僕が大人になる掌編小説です。

気が強そう――というよりは、自分のやさしい部分を隠すために強がっているような顔つきだと、和海さんとはじめて会ったときに思った。その印象は今も変わらない。

私は恋人と湾岸線のドライブに出掛けていたが、いつの間にか眠っていたらしい。ふと傍らを見ると、ハンドルを握った彼がこちらに微笑んでいる。夢の狭間で安らぐ、揺りかごのショートストーリ…

2011年に発売された『女装山脈』以来、ただひたむきに男の娘だけをテーマに アダルトゲームを作り続ける男・西田一。 その情熱は「男の娘が妊娠するのは、当たり前」という世界観を、ま…

1作品につき数分で読み終えられます。 しかも全作品、しっかりとオチがつく！ 笑いか感動か恐怖か、最後まで読んでみないと分からない構成にしております！

愛したかったり殺したかったりする、高校生たちの儚い青春物語。

掌編よりも短い、フィルムの切れ端のようなものが書ければ良いなあ、と気ままに更新中。

溢れる蝉の声と、降り注ぐ夏の日差し。 黒電話がリンと鳴り、風鈴がチリンと揺れる。 自転車　スイカ　縁側　甲子園・・・ そして土手ではしゃぐ花火大会。 少し昔、何処かの片田舎、二人…