「女性視点視点」を含む小説

俺はある女性漫画家から、妙な依頼を受けた。 その漫画家・・・・実はエロ漫画の世界では結構有名で、雑誌連載だけでなく、単行本も何冊も出しているのだが、自分が女性だということも、勿論…

　俺、私立探偵の乾宗十郎は、一組の夫婦から依頼を受けた。 『自分たちの一人息子が、二回り近くも年の離れた女性に夢中になっているらしい。調べて実態を明らかにしてくれ』 　本来俺は結…

大学生の「私」は恋人を溺愛している。恋人はそれに応えてくれる──甘い香りの付き纏う恋愛短編。全9話。

大学中退で小さなデザイン事務所へと就職したのもつかの間、その事務所はたった二ヶ月で倒産の憂き目を見る。 短い安定収入だと悲しく思っていれば次の職場は大手デザイン事務所。金髪の軽薄…

半年前、ぼくは君にフラれた。 君はずっと嘘が嫌いだと言っていた。 けれど、ぼくはあのとき君に嘘をついた……。 だから、ぼくは君に謝りに行こうと思うんだ。 　　♢♢ 半…

大手の商社に勤める御堂沙也加は、後輩の金城琢磨から十万円のアルバイトを持ち掛けられた。 一日だけ、琢磨の彼女になって欲しいという。 一日デートの報酬が十万円という破格のアルバイト…

　山下佳織はセキセイインコを飼っている営業事務のアルバイト。 　上司の送別会で一人でもくもくとサラダを食べていたら、普段は話さないイケメン推し社員が急に話しかけてきて… 　イン…

私は、ある日路上ライブをしていた男性と出会う。これが偶然か、必然か、だれも知る由もないが、この出会いが私の人生を大きく替えていく。

いろんな人の心のいろ、淀み、切なさ、嬉しさ、愛おしさ。 架空だけれどその人物に没入してみる世界は、きっと自分とは違う色をしているのだろう。 賀喜唯花は、長く付き合った恋人を奪い取…

そこにあるのは、色なき世界。 ここにあるのは、震える繋がり。

自分の事を何も知らない駄菓子屋の看板娘、メルはちょうど一年前、婆っちゃこと駄菓子屋のお婆ちゃんに拾われ日々をそこで過ごしていた。 婆っちゃの優しさに応える為、駄菓子屋の店番を…

自分に嘘をついて、自分を誤魔化して、相手をただ気持ちよく。 それ以外のことは何もわからなくなってしまった一人の少女が、品のかけらもない世界の中で一人の変人と出会う。 やがて少女は…

吸血鬼！ 皆さんはもちろん存じているだろうが、人の血を吸い生きていく化け物である。 人知を超えた身体能力、怪しげな不思議パワー、変身、等々 人間をはるかに超えた存在であり、超越者…

SNSで知り合った2人、やり取りを続けるにつれてお互い仲良くなり、とある土曜、リア凸(SNSで知り合った2人が現実で実際に会うこと)をする。

転機の無い春に、何の意味があるの？

【完結しました】 舞台は近未来。少女こと咲澄日結花が、自身を"恩人"と呼ぶ青年、藍崎郁弥に恋し恋される物語。 手探りに関係を進めていく二人の、じれったくもどかしい恋愛模様を綴った…

宮廷省秘書課勇者担当秘書官、リリー・セインズベリー25歳、独身。ことなかれ主義の秘書課長と規則にうるさい財務課長、そして何かと反発してくる勇者のせいで、彼女の胃には穴が開きそう……

目を閉じて、胸元のネックレスにそっと触れてみた。

本山らのPresents 第八回本物川小説大賞応募作です。 私には、片思いの相手がいる。ピアニストの、まだ年端もいかぬ少年。 けれど、この恋は絶対に実ることのない恋なのだ。

どうしようもない男カズヤとなぜか同棲し続ける私。カズヤがクソであればあるほどに、私はカズヤが愛おしい。