「わたしからわたしへ」を含む小説

　アニメわたしの幸せな結婚の二期楽しみですね！ 　華やかな女性向け作品の悪役令嬢のエピソードをおっさんが勝手に書きました。 　もちろん原作と乖離しまくった内容です。 　原作にい…

今、新しい社会が築き上げられる時代です。 わたしたちの存在とは何かを問われる社会を、わたしたちがつくりあげる社会がどうなるのか、わたしたちで考える時代がきています。

ダンジョンという謎の空間が世界各地に現れて半世紀の月日が流れた世界。 辻󠄀吹とも子はバイト中に絡まれていた女の子達を助け、彼女達が所属する配信会社にスカウトされた。 配信会社の社…

気が付くとわたしは、真夏の真昼の辻の廃屋前に立っていた。 自分が何で、ここはどこかはわからないが、わたしは北へ進むべきだと知っていた。 北は昏いがしかたない。わたしは北へ向かって…

　ほのぼのというにはちょっと疎遠で、でも没交渉というわけでもない。 　わたしだって嫌ってはいないけど、毎日顔を合わせるとなると、きっとしんどいだろうな、と思っている。 　そんな即…

『わたし』がつぶやくのは、過ぎ去ったあの日。 よく思い出せないけれど。 思い出せたことを綴っていこう。

　我が家にはわたしとわたしの両親、そしてもう一人住んでいる。 　彼はわたしの彼氏で恋人で婚約者で……そして神様だ。 　わたしの家が建つ土地に、昔から祀られていて、その存在を忘れら…

　わたしは旅行者。 　わたしは車で高原へ来た。 　わたしはわたしの罪を葬り去る。 　傲慢がわたしから居場所を奪い取った。 　強欲はわたしに寄り添うだろう。 　嫉妬はわたしを壊す…

学校の屋上の柵を乗り越えるには、どうしてもヒカリはわたしの、わたしはヒカリの手を借りるしかなくて、互いの肌をあわせることになった。ヒカリの手はわたしよりも小さいわけではないのに、…

ある日わたしは気づいた。 目の前の『わたし』がわたしではないことに―― 3人の登場人物の視点で語る、SF短編です。 サクッと終わるはず。 ※不定期更新です。

25歳小学校の音楽の先生をしている音葉あおいは、ネコ好き？の山家先生と徐々に距離が近づいていく。しかしたまにおかしな行動を見かけてしまう…。

父の死をきっかけに、母親からの暴力の日々を過ごし、入院生活になっていたわたし。 そしてわたしの前に突如現れた死神ー。 『君の余命は3ヶ月だ。』 『自分がいつまで生きていつ死ぬの…

わたしのクラスに転校してきた女の子は、天使みたいだった。 にこにこと笑う顔が。話す声が、笑い方が。 みんな、あの子のことが大好きになっていた。 あの子の言うことはぜんぶ本当で、…

久しぶりに再会する幼馴染に言われたのは「根岸のドラゴンを見に行こう」それだけだった。浪人を決意した主人公の「わたし」は、友人とともに近くの公園へ訪れる。そこは今から百年前、横浜の…

仲良し四人組から省かれたわたし。でも気にしているのはきっとわたしだけだし、こんなのはすぐに克服して、また仲良し四人組に戻らなければならない。

わたしがあなたのイメージをつづっています ただそれだけです それがだれかのためになるなど、微塵も思っておりません これはわたしがわたしに宛てたラブレターだから でも、わたしが…

わたしはパリの小学生あやめっち。いつものセーヌ川の遊覧船にいそぐ。初めて空飛ぶ遊覧船。なぜかエーゲ海に？

　その日、わたしは焦っていた。 　わたしのかけがえのない親友が、処刑されると聞いたからだ。 　気づいた時には、わたしは走り出していた。 　あの子が処刑されるなんて、何かの間違い…

正解と不正解。希望と絶望。生と死。そうしたすべてから逃げ出したくて、あの日わたしはバスに飛び乗った。けれどその先に待っていたのは、閉ざされた街と、怨嗟の記憶で──。 ＊神戸学院…