「扉/の」を含む小説

高校生がトラブルに見舞われるおはなしです。

「殺伐感情戦線」の「蛹」、参加作品です。 何年も前から部屋に引きこもって出てこない妹の手結。そんな彼女に、毎日ご飯を上げに行く姉の「わたし」。ところがある日、彼女の部屋の固く閉…

体の弱い主人公が幼少期から暮らす病院。 その図書室の壁に、不思議な扉を見つけた。 〝World's end Library〟 そう書かれた扉は、見知らぬ図書館に繋がっていた──

時は4XXX年。 地球は大気が汚れ、水面が上昇し、人々の体は機械でできていた。 悪循環に入り立て直しが効かなくなったその星から人類は脱出するために、高い技術力にものを言わせて他の…

「私は階段を上った」という言葉に続いて書いてみろというお題がありましたので、参加してみました。 このお話では階段がキーポイントになるよう心掛けました。

雨音と晴斗は、今日も今日とて、ちょっと退屈なくらいの時間の中、古本屋を営業していた。 ふとしたきっかけで、この古書店には秘密があることを知ってしまい……。

海嘉瀬中学校に通う青林星也、通称セイは中学二年の卒業式の日、幼馴染の今元千尋、通称ちぃと喧嘩別れをしたままちぃと死別した。中学三年生の五月。守護天使となったちぃが告げた「この学校…

新世代型インターフェイス『アライン』の発売から、VR世界の扉が開いた。 初のVRオンラインゲーム『グリモワール・オンライン』の成功から数年。 今度のゲームはモンスター育成シミュレ…

新しいパパがプレゼントしてくれたのは、ドールハウスでした。

【こんな釣りタイトルは嫌だ】 『ある日家に帰ったら、僕の小悪魔な年上専属メイドがいなかった。ともかく部屋に戻ろうと、扉をあけたその先に。なぜか彼女が、僕のまくらに顔を埋めて深呼吸…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過作品】 　深夜二時、駅の四番ホームに『冥界行きの列車』が姿を現す。列車の扉が完全に開くまでその場にいると、駅員らしき男に無理やり…

　ある日仕事に出かけようと扉を開けると、俺の部屋だけ残して世界が綺麗さっぱり消え失せていた。紫の不思議な空間にぽっかり浮いている俺の部屋。よくよく周りを見渡すと、同じように浮いて…

兄は（料理を除けばだいたい）天才。帰ってきては、自分が作ったものを弟で試していた。 それは悪ふざけ。でも今回はそれだけじゃ終わらなかった。 彼は彼女になり、新たな世界の扉を開ける。

魔王を討伐して秘宝を奪還し、囚われの姫君を連れ帰った歴戦の傭兵と騎士見習い。 城塞都市を守る二重の壁を通り抜ければ、任務は達成されるはずだった。 だが、その門を守る老いた番人は、…

九十九の扉、九十九の敵、九十九の戦い。 唐突に異世界に飛ばされて、いきなりの説明、強いられる殺し合い。 元の世界に戻りたければ戦い勝利せよ。 敵は扉の向こうにいるは猛者たち…

【第1章】 家の蔵の中には、古くて神秘的な大きな扉が祀られている。 父の語った「その扉の秘密」に猜疑心いっぱいの「神月彰人」は、扉に浮かんだ不思議な模様も、扉から聞こえた救いを求…

部活をサボり気味だった「僕」はある日、学校の屋上へと足を運んだ。 そこには、彼女がいた。 部活に行きたくない「僕」。 部活に行けない彼女。 似てるようで似てない2人の男女の苦…