「読むなよ」を含む小説

好きな男の子がよく来ると聞いた私は、その書店で待ち伏せをしていた。 文学少年の彼ならきっと、本を読んでる私に声をかけてくれるかもしれない。そんな期待をしていたのだけど――

濃紅色のスーツを身に纏う謎めいた青年セージュ。自称オカルトマニアの彼は、見えない怪異を捜し求めてコレクシオンするのが趣味だという。亡霊・呪い・不思議なものや目に見えないものを手に…

本を読む人、本を書く人。 本に携わる全ての人よ、本を敬いたまえ。本に敬意を、読者にマナーを。

ファイアＣＲＯＳＳにて、はり太郎先生によるコミカライズ連載中です！ ＨＪ文庫よりカラスBTK先生のイラストで１巻発売中 ※Ｗｅｂ版と書籍版は別ストーリーです。 【旧題】 見掛…

ある日小説家を目指すリンの元に【置き本屋】と名乗る男性が現れる。１年間、本と本棚を自宅に置かせて欲しいとの事で、１年後に開封して読んだ本だけ代金を請求する契約を結んでほしいとの事…

語り口調で、少し変かもしれませんが、雰囲気だけでも楽しんで欲しいです。

「読書感想文って聞くだけでも俺は憂鬱なのにさ、休みの日にわざわざ本を読むなんて……ホント物好きだよね……」 　確かに自分も義務教育のころはそうだったかもなと、懐かしい記憶の扉を…

　とある小説サイトの『書くと読む』で、日々エッセイを綴っているボクッ娘のウメチカこと星野千佳。連載を始めてから三年。そして三度の『ＫＡＣ』の挑戦。しかも目指す文字数は７７７。世の…

ただただ、暑くても寒くても、本屋が逃げ場だった少女や、大人がいる。今でも覗く。 前よりずっと減ったけど。 減ったのは本屋さんの数や、わたしの読む量だけかもしれない。 星の数で本屋…

　彼女は本の虫。私とは正反対で、だから惹かれ合った。 　小説家になろう、アルファポリスにも投稿しました。 　小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n…

全5話(4+後日談1) 多分全話ジャンルが違うクソ小説です 「おめでとう、今日からあなたは〇〇です」 変わらない生活に変化をもたらすきっかけが与えられた時、それをどうするかは人…

「本はね、ただ文字を読むんじゃない。自分の感覚を調整するためのツールでもある」

好きな小説に出会った。 しかし、その小説の作者は非常に遅筆で、すぐに続きを読むことは難しかった。 続きを書けとせっつくのは自分の美学に反する行為。 ならば、と男は冷凍睡眠装置に自…

少年ケヴィンは高窓から光が差し込む書棚の前に立つ。 ヴィヴィアンの経営するこの本屋が好きだ。 手に取った小説はエドワード・ケラーの書いた『琥珀の八重桜』。 初恋の相手リリーナと会…

　…KAC20231お題「本屋」… 　ここは本の国――、世界最大かつ世界唯一の大図書館がある。 　置かれている本は国の外に持ち出すことは不可。 　併設されたホテル、もしくは敷地…

　本を読む以外にやることの無い女性、フェニキアは、数十年に一度訪れる先輩の移動本屋で世界中から集めた本を読むのが楽しみの一つだった。 　すると先輩は一言、フェニキアに告げる。 …

　女優になる為邁進していた主人公は、ある日突然、理由も分からないまま死んでしまう。 　それは、とある神様の手違いだったのだが、問題はその後。 　彼女は何故か、異世界の貴族、しかも…

・世界樹をめぐる戦争 ・アルダートノートという記録媒体 ・人間とエルフの戦争 の原因。古代王国が滅び、その後で人間が台頭したため起きたとされる 「なんというか……とんでもないこと…

　AIを利用した創作活動が主流になり、アナログや紙媒体の創作物の稀少価値が高まった時代。 　男子大学生――湯原温志（ゆはら あつし）は、一次創作小説原稿を仕上げるため、旅館に一人…

世界観は、2万ＰＶ突破の「高校のスカートが制服だった件」と同じです。それの10年後の設定です。読まなくてもわかるようにはしていますが、その登場人物も出てくるので、できれば先に読ん…