「怪談・ホラー」を含む小説

死期が近いお婆ちゃんの為に、優しい少年が頑張る話。

怖い話が好きな僕に、友人はMさんという女性を紹介する。だが、Mさんは「怖い話ではない」と言い、ヨウくんという自身のイマジナリーフレンドについて語り始める……

ときどき書く怪談。 第三話。

中学校の屋上で出会った猫耳少女。 彼女のおかげで、ボクは救われる。 だけど、彼女の狙いは別にあった。 どうして、そんな姿になったのか……。

　とある「おめでとう」がお題の短編コンテスト応募用に書いたもの。 　まあ、ホラーなのですが、以前書いた『火車』、『送り犬』に続き、今回も現代風にアレンジした妖怪的なお話第三弾です…

怪談フリークの先輩に「焼き鳥の怖い話はないか」と聞くと、「焼き鳥の話の話」ならあるという。それは先輩の知り合いのFさんの、「焼き鳥が出てくる映画の記憶」に関する話で……

ときどき更新する怪談。 第二話。

KAC2022によせて書きました。お題は「焼き鳥が登場する物語」です。ややグロかもしれません。

「米寿祝いはしないほうがいいらしい」僕が職場の後輩とそんな話をしていると、上司の笹井さんがある言い伝えを話してくれる。笹井さんの田舎では、「オバウテ」という老人をさらう怪異の言い…

「怖い話を教えてくれませんか」 　動画配信者を名乗る青年は、出会う者にネタとなりそうな怖い話をねだる。 ねだられた者は、乞われるままに自身の奇妙な体験を語る。 同世界観の短編連作。

気が向いたら更新する怪談。

首を吊り、今まさに死が目前に迫る男の前に現れた“何か”。 それは、男性のようにも見え、女性のようにも見える。若い気もするし、老けている感じもした。 そんな“何か”から、男は願いが…

元芸人のTさんから、芸人時代にあった怖い話を聞く僕。Tさんたちのライブに毎回来るお客は、変なタイミングでも笑ういわゆる「ゲラ」で……

本川 久助 赤城 和也 小倉 春彦 三人の青年が集まったのは夜、廃校となった小学校だった。 目的は「肝試し」。コンセプトは「学校の七不思議」。 だが、現実とはなかなかに無情で…

主人公大島新太《だいとう・しんた》の家は、元は海の商主を代々おこない商いをしてきた家である。戦後GHQの政策により商主をやめ、海産物等を扱う問屋、仲卸業へと以降……昭和のバブル期…

人形師のネロは、このところ自作の人形であるノワールの様子がおかしいことに気がつく。 原因を探るが、『何か』を見ているという漠然としたことしかわからなかった。 そこに同業者であるル…

目の前を歩く女性を何となく呪ってやろうと決意した。

「怖い話を集めているお前自身の怖い体験はないのか」と訊かれた僕は、唯一体験した不思議な夢について語る。高校生の頃、いつもどおりの通学電車の夢を見たが、そこに知らない女の子が出てき…