「←人によっては？ 短編」を含む小説

王道ファンタジー『ドラグ・ロガーは嘘を斬るー不器用木こりとひきこもり姫に世界は救えるかー』の短編集です。 本編をご存知ない方も楽しめるお話となっておりますが、多少のネタバレ（重…

お盆なので。

2人の女性です。交互に一人一人で呼んでください。内容は自由に考えてください。

──20XX年 通信、物流、文化、そして文明の分断を起こした「分断戦争」から半世紀、人類は分断されたまま社会を立て直していた。都市は数多く生まれたが、その性質は協調性と秩序の“…

いじめにより人との関わりを怖がるようになってしまった、上里美菜。 彼女は辛い過去しかない地元から離れるべく、家から遠い大学に通う事にしたものの、学校では相変わらず一人で過ごしてい…

小説家の青年は雨の日に一人の女性と出会う。気だるげに話す女性を心配した青年は雨に濡れないようにするために自分の家へと招き入れる。

～～～１０００文字以内のショートストーリー～～～　大学の専行が同じで、会えば話す程度の知り合いである彼女。今日は、何だかいつになく視線を感じていた。案の定、授業の終わりに、彼女に…

一話完結の短編小説です。

デパートに息子と二人で来たのだが、息子が迷子になってしまった。 そんな時に聞こえてきたのは 「お連れ様は至急、身代金一億円を用意して本館1階サービスカウンターまでお越し下さいませ…

いろんな食い違いをそれと気づかないまま人は生きてゆく。

もうすぐ卒業を控えた彼は婚約中にも関わらず、今日も堂々と他の女子学生と2人きりで楽しそうに会話をしている。けれど決定的な浮気の証拠がないために問い詰めることが出来ずにいた。そこで…

16歳、女子高生の沙也は近所でも有名な美少女。 小さい頃に父親が病に倒れ亡くなってからおっちょこちょいだけど明るく優しい母親と2人で協力しながら生きてきた。 そんな沙也が高校…

ある幸せな家庭の少女もとにやってきたのは、一匹の怪物だった。 少女は懸命に怪物と向き合う。 しかし、壊れていくのは少女。 壊れたものは、直らない。

　甲子園球場には魔物が棲むという。 　そしてこのグラウンドには── 「地縛霊がいますね」 「は？」 　ヒデキな整骨院〈ぎゃらん堂〉を舞台にしたミステリ短編シリーズ、第三弾。 　…

　花屋『フルール・デュ・クール』のモットーは『贈る人の心を映し出した花束を作ること』 　訪れる客は訳あり客ばかりだが、イケメン二人がつくる花束に心を開いていく。 　そんな彼らに…

三作目の短編小説です。

高校以来の再会は思い出の花火大会。 花火を見上げて、それぞれの想いを馳せる大人たちについて書いた短編3本です。 打ち上がる花火に合わせて歓声が波のように押し寄せる。 甚平と…

戦後生まれの「私」は、夏休みのある日、親戚の子と隣の小学校へ遊びに行った。 そこでは野球の試合が行われていた。野球に全く興味のないはずの「私」は、その試合が気になる。そこで出会っ…

今回は剣聖塚原卜伝と足利義輝についての物語を書きました。二人の絆を描きたいと思いました。是非読んでみて下さい