本作は短編ですが、その中によく作り込まれた世界観が詰められていて、読み応えがあります。アクションシーンは専門用語を用いた精密な描写が成されており、それでいて迫力が満点です。身体の一部が機械である人間が殆どな世界で、全身生身な者がどう生きるのか。ぜひ一読あれ。