「幻想 不思議」を含む小説

この作品は、僕が応援させていただいている矢口愛留様【https://kakuyomu.jp/users/ido_yaguchi】とのコラボ企画で書かせていただきました。 レオ…

▼あらすじ 現代日本、学生である｢ぼく｣は、かつて祖父から友人の形見だという日記群を譲り受けていた。ふと、今まで触りもしなかったこのノートを紐解いてみると、そこには現実かどうかも…

見る角度によって違った色に見える特別な目を持つ女の子ツェフェリ。 彼女が作ったタロットカードは不思議なカードで、なんとお喋りをするのです。 これはツェフェリと不思議なタロットとツ…

「今日はどんな楽しいことがあるかな？」 　イリアは、天真爛漫な十八歳の明るい魔法使いだ。常にポジティブな彼女は天才と呼ばれていた過去もあるが、今はただの旅する冒険者にすぎない。…

　中学生の亜里沙は、急激な環境の変化についていけず、家でも学校でも居心地の悪さを感じていた。 　ある日の夜。流星群を眺めながら、つと呟く。 　どこか遠くへ、誰もいない所に行き…

小学生の時に出会った不思議な少年、碧(あおい)と会い続けていた美月(みづき)。高校生になってからも彼との約束を続けていた。 ある日、また碧の元へ行くと彼から、話したい事があると告…

弾きたい曲も弾かせてもらえず、ただ課題曲の練習に明け暮れる日々に嫌気がさした美音は、高校受験を機にピアノのレッスンをやめた。 けれど、美音の心は落ち着く事はなかった。 ある日、学…

　沿岸に佇む穴の空いた岩「影海様」を祀る地方の、とある漁村。平凡な毎日を送る若い漁夫の左慈は、不眠に悩まされ、度々夜の浜辺を彷徨っていたところ、夜の海からやってくる不思議な女と出…

私は、病気で人生に幕を引こうとしている。 その直前に思い出す。 幼い頃、空飛ぶ列車に乗ったこと。 あの、不思議な車掌のこと。 これは、少女と夏の夜の幻想譚。

【キャラクター設定】 黒坂颯太　13歳の中学1年生 両親の離婚で少しだけダウナーな日々を送り、お母さんを困らせれるような言動が増えている難しい年ごろ ただし年相応の少年らしさも…

時の流れの中で、何気ない日常の中で、忘れかけている思い出。心の奥底に潜む、かけがえのない想いを掘り起こす、不思議な喫茶店の物語。喫茶店で出会った奇跡が、あなたの運命を変えていく。…

夢の内容を小説風にした短編集（夢日記）です。面白い夢、不思議な夢を見たときに描こうと思います。もともとは見た夢がベースなので、変な終わり方をすることもあります。 基本は一話完結に…

永遠の黄昏が鎮座する、深い深い森の中。 ぽつり、と佇むお店がひとつ。 そこはどんなものでも調理する摩訶不思議な幻想料理店。 花冠をつけた猫の被り物のオーナー。 大きな薔薇の頭を…

わたしの消しゴムは、不思議な消しゴム。 わたしの左手は消えてしまった。 でも、わたしの一番消したいものは消してくれない。 それはわたしの、嫌な記憶。 わたしの、嫌な、思い出。 …

　主人公が〈円環〉と呼ばれる不思議な世界をめぐる話。 〈円環〉から脱出する術を発見できれば、いかなる望みも叶える――そんな報酬につられて精鋭が集まり、抜け出すために旅をする。はた…

妖精工房。そこには、人知れず悩みを抱えた客が訪れる。妖精がもたらす幸運を求めて、工房主は休憩所を造る。罠ではなくて、妖精の休憩所。本当の仕事は、その先にあるのだけれど。

作者の気まぐれで「夜」をテーマにしたショートショートを書きます。夜の寝落ちのお供にどうぞ。

女王国首都の地下には、『獣のはらわた』と呼ばれる不思議な迷宮が広がっている。 『はらわた』の案内人を自称する半人半樹の男『ヤドリギ』は、今日も物好きな来訪者を相手取る。 希少な宝…

病弱な少女『神影 秋夜（みかげ あきよ）』。 彼女には、見えない物が見えてしまう特殊な体質。 何処からともなく、儚げな桜の木が気になってしまい。 今宵も、庭にある桜を眺めて…

降り立った途端に、異変に気付く。本来の姿を失いながら、Ｘは夜の町を駆ける。 そう、それは「罪人」を可視化する異界で――。 『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得るといわ…