「短編 秘密」を含む小説

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト応募作品です。

中学生の男子、青野海（あおのうみ）は同じクラスの緑野大地（みどりのだいち）という女子と合わせて「おたがいの名前が性別とあってないコンビ」で学校で有名だった。 みんなからコンビだと…

脳の機能停止が間近の深水伸吾は、今までの人生を回顧する。それは、自分の希望が次々と叶った幸福なものだった。しかし、その思い出は、次第におぼろげになってくる。それこそが、この思い出…

11月7日は僕の誕生日。 今まで友達すらいなかった僕に、誰かと誕生日を祝った経験はなかった。でも、今年は違う。僕には彼氏ができたんだ。 だけど、誕生日を祝って欲しいなんて、と…

真夜中の寄宿学校で偶然出会ったふたりの少女が、打ち明け話をしたり、あまざけを美味しそうに飲む物語。 冬の夜、この世のどこか片隅で。

七天神話は、日本神話で登場する天気に関する神様が人間に恩恵を授けるという言い伝え。その恩恵は人の悩みに入り込み、様々な症状を引き起こす。 そんな呪い的な症状に巻き込まれた少女に…

一九六九年、舞台は架空の国エルドランド。 銀行強盗で捕まった受刑者のブリウスは出所の日を待ちわびていた。彼の過去を追う刑務所所長の企み、解放へ導く元殺し屋、愛おしく待つ彼女、友と…

日本に最大の危機が訪れた時、武蔵野ミュージアムの隠された秘密が明かされる。

秘密のレシピ

以前Twitterに上げたSSです。 文庫ページメーカーで作った画像を1ツイートに収めるようにしているのでショートもショートの短編になってます。

恋人に金魚のアクアリウムを観に行こうとデートに誘われて、興味が無いけど目的が有ってOKした。寄せてくれる好意に理解と感謝をしているけど、共感して欲しくないことがあるのも本音でそれ…

「水族館って、怖くない？」水族館の水槽の前で、突然彼女はそう言った。

月の美しい夜、不自然に明るい花畑に居る女の秘密を知る話。

美人で優しくて裕福で、おまけに料理上手な僕の彼女。 彼女にはある秘密があった。僕にも内緒の秘密が──。 これは平穏だった僕の日常が、ある日を境に一変する物語。 ※俺TUEEEE…

短編幻想小説です。お楽しみあれ。

ここはオボロ駅。誰もが知っているけど、知ることが難しい場所。この場所で二人の幼馴染は再会する。友達だった二人の距離は次第に近くなっていく。しかし、二人は互いに秘密を隠していた。そ…

叔父さんと約束を交わしてスケッチブックをもらった少女。 植物のスケッチをしに森へ入ると、隠された秘密を知る。

2016年の作品です。

入店音がして来店者を見ると、そこには一人の美青年がいた。 籠を持って買い物を始める彼。狙いはアレだろう。 何ですぐ分かったかって？ なぜなら、彼の秘密を俺は知っているから……

霊感少女、というのが由香の呼び名。そしてその呼び名に軽蔑が込められていることくらい由香自身にもわかっている。でも次こそはみんなを見返してやるのだ。私が死んだら驚くに違いない。飛び…