「言ってます」を含む小説

　とりあえず両手は縛られてないので、這うように部屋を動いてみる。と言っても、何もない部屋だ。どこかに自分の身を助けるようなものがあるとは思えないほど、何もない。ただの白い立方体の…

クラルス王国第一王女のエルは、幼い頃から戦場の象徴として育ち、クラルスの戦乙女として名を馳せていた。 そんなある日、身内の裏切りにより敵国で世界一の軍事力を誇るアウレア王国に売…

物心ついた頃から一緒に過ごしていた真人（まさと）と真奈（まな）。 中学生の頃からクラスも、関わる友達も異なってしまった二人はいつの間にか疎遠になる。 高校２年の夏、生きる意味が分…

最近話題のチャットAI（利用者が打ち込んだ文章にAIが返答を考えてくれるアプリ）であるChatgpt3.5を利用して、1人でリレー小説←（ちょっと何言ってるかわかんないです）を書…

「ねぇ、異世界転生って知ってる」 　「地獄か異世界転生かどっちがいい」 　「異世界転生で」 　ブスで冴えない幼馴染に突然後ろから小竜景光されたんですが。 　はぁ！？ 　お前みたい…

ここはとある女神様がお創りになった場所―――『次元世界（せかい）』…その場所には［勇者］や［英雄］―――そして［魔王］と言った存在もいました。 このお話しは、そう言った者達が織り…

田中春樹は、静かで目立たない存在として過ごしていたが、ある日、人気のある生徒たち—佐藤竜司、青木美優、小林翔太—からカラオケに誘われて驚く。初めは戸惑いながらも、仲間と繋がるチャ…

サラリーマンの坂城悠人はこの日、いつもとは違う景色を眺めていた。 新卒で入社して以来はじめて連休をとって、帰郷するために新幹線に乗っていた。 出社して朝一に「有給休暇をとる」と上…

「あなたを好きになり過ぎてしまったから、いっそ私を拒絶してほしい」 そう言って自ら恋人から離れることを選んだ女。一年後、その理由や後悔と未練、そして見出した希望と感謝を綴った最後…

　　高校三年生になった香坂 凪沙（ｺｳｻｶ ﾅｷﾞｻ）は、誕生日を迎えてついに普通自動車免許を取得出来る年齢となり、早速教習所に通った。 　その後、運転免許を取得した彼女は…

アルフレッド王太子殿下の正妃として3年。 私達は政略結婚という垣根を越え、仲睦まじく暮らしてきたつもりだった。 しかし彼は王太子であるがため、側妃が迎え入れられることになった…

超能力を持つ猫、死猫（しにねこ）は、その力を使い続けなければ苦しくなってしまう。死猫は、エネルギーの発散のため、人々に幸せと不幸をもたらす。

「男嫌いは構わないけど、僕のことを君を傷つけた男達と同列にしないでくれる？」 　 　不死鳥を家紋とする大貴族、スチュアート家はピエロによって惨殺され、家門は没落した。 　…

ルビに漢字が使えるということが面白く、試しに書いてみました。 方言の意味に合う適切な言葉が無く、若干むりやりにルビを振っている言葉もあります。 無自覚な方言にはルビが振られてい…

「んぁああああっっ！？」 「足を止めたのが」「運の尽き」 「触手プレイの」「時間だぜ！」 　指を触手と化し、女神の女体を絡め取る《オレたち》。 　首、両腕、両脚は言うに及ばず、下…

例えば「捏造」。貴方は何と読みますか？ 「ねつぞう」でしょ？ なんと、それは間違った読みなのです！ （……正しくはこれらは、慣用読み、と言って誤用の使用率が高くなりすぎたため…

高貴な吸血姫に仕える魔物がいた その魔物は主の為に忠誠を尽くしていた そんなある日、主の様子がおかしくなる 突然謎の言葉を言ったり変なポーズを取っていたり等…そんなあたおか主…

　もとは「エイプリルフール」をお題にした短編コンテスト応募作。 　短めの4600字ほど。 　お題にちなみ、嘘というか、陰謀論をいつも口にしている少年の顛末を、イソップ童話の『オ…

ひ弱そうな君。 そんな君といるのが当たり前だった。 君がいないとなにかが物足りなくて、淋しいと思った。 アイツは言った。 祈ればいい。彼女を信じて。 だから信じる。 でも君は俺の…