日常に溢れた慣用読み、まとめてみた。

正徳タコ

はじめに。

そもそも、筆者がこの「慣用読み」というものを知ったのは、中学二年生の時の友人との口論です。



友人「これが『ていぞう』されてて~」

筆者「……。ん? ていぞうってなんや」



これが始まりです。


つまるところ、捏造という漢字を、友人は本来の読み『でつぞう』の漢字を慣用読みである『ねつぞう』ですらなく、『ていぞう』と呼んでいました。


友人の気持ちも分かります。

だって土へんに『てい』という形に見えるじゃないか!

おそらく友人の脳内は六書りくしょという漢字のなりたちを示すうちの、これは形成文字だと、思ったわけです。

(じつはこの漢字においてこの考えは間違っていません)


ただ、これによってまったく話がすれ違ってしまって、筆者は読みに引っかかったままで強情にも話を進めなかったので、友人がイラついていたのを覚えています(笑)


話を戻して、当時私は携帯を用いて調べました。


🔎捏造 読み


それによって出てきたのは


──捏造の正しい読みは『でつぞう』です! 実は『ねつぞう』という読みは慣用読みといって本来正しくない読みだったのです。


みたいな文章。


筆者は驚きまくって、友人に言いました。



筆者「ねつぞうだとおもってたわ! ほんまはでつぞう、やって! やば!」



何がヤバいのかわかりませんが、多分こんなことを言いました。中学二年生だったので。


そのときの友人の反応は非常に芳しくないものでしたが、私にとっては世界が──180度は言い過ぎなので──20度くらい、変わりました。





……前置きが長くなりました。

筆者のどうでもいい話を読んでくださりありがとうございます。

では、次ページから並べていこうと思います。



※小説を書くにあたり、おそらく慣用読みが闊歩する時代、どちらも間違った読みとは言えないと思います、ということをご了承ください。

(間違いや誤記があればお申し付けください!! 申し訳ありません!)

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