「七」を含む小説

山間に位置する小さな町の中学校。その図書室で行われていた往復書簡。小説の間に挟んだ手紙のやり取りを経て、生きづらさを共に抱えた二人の少女たちが自ら命を絶つことことを約束する。 …

俺の名前は「阿部 福太郎」（あべ ふくたろう） 俺は法事のため田舎の祖父の家に里帰りしていた。 行事が終わって陽も暮れた田舎道を車で帰っていた時のこと、いきなり鹿か猪が 飛び…

　昔、勇者と魔王の戦いがあった。 　選ばれし七人の勇者と人類は必死に魔族と戦い、たくさんの犠牲を出しながら、ついに勇者アクトが魔王ギギアのもとへとたどり着く。 　世界を巻き込…

その男、人にあらず。 時の術者に封じられてからというもの、力は削がれ、己の身も地に縛られてしまった。 口惜しや、と。妖力を取り戻すため、今宵も美味な馳走に舌なめずりをする。 そ…

主にエッセイ（日記かひとりごとのようなもの）を書いている藤光の考えてることを読んで「ふうん」と思ってもらうのがコンセプトです。 カクヨムで書きはじめて、７年目に入りました。カ…

　西暦3000年。魔法が重視される風潮の中、魔法高校へ入学した「白鬼」に変身する力を得た少年、結城蒼真。 　古くから代々続く術者である彼の使命は、彼の能力——「鬼人化」の秘密を守…

私が田舎から上京した時に感じた不思議を綴ってみました。 多分東京にいる人には共感されないんだろうなぁと思います。 田舎から行った人は直面することじゃないでしょうか。

「え、え～と、エルフです！　あ、じゃない、です！　名前……名前……えと、えと、江藤……そう！　江藤エルフです！　あ、今のなし！　江藤エルです！　十七歳です！　えへへ、十七歳…………

一年前に山際のとある住宅街に引っ越してきた堤幸太郎、十七歳。 彼はある晩、初老の幽霊から祭りに誘われた。 その祭りは五十年前、山津波にのみこまれた小さな村で行われる予定だった。 …

　志谷栗沙は、パフェに目が無い女子大学生。 　ある日、同級生の村戸から電話がかかってきた。暇なので出てみると、村戸は中学時代「記憶探偵」として有名だった彼女に依頼があるらしい。　…

◆ヒロインの夷隅静江に緊急連絡あり。 母が倒れて二度と目を開けないこともあり得るとのことだった。 家族は手術にイエスと答える。 静江は、最後に母と会った時のことを振り返った。 無…

主人公は思ったことを口にする悪癖がある。 だから、主治医に療養にとある民宿を勧めてもらった。 それは間違いなく、電波もネットも届かない民宿で、船でしかいけない孤島。 そして、そこ…

七不思議のある学校は多いが僕の通う小学校は違う。 本当にいるのだ。 ブランコにのっている何かが。 クロノヒョウさんの「お題でカクコン挑戦」企画　参加作品です。 お題「のれないブ…

「七夕の日、〇〇〇に行ってはならない！」 それは幼い主人公の千利が住む家訓だ。 しかし、千利は仲の良い兄弟六人と一緒に〇〇〇へ行く。 その結果…家族が散り散りになる大事件が起きる…

熱い夏に一瞬で燃えた恋。 その勢いに燃え尽きるのも早く。 私が用意した「秋」は通り過ぎる。

誰も読んでいないであろう著者の代表作、『サンタ、煽る』の第二弾！　前作から十七年後、クセつよファミリー赤木家は、温泉旅行へと旅立つ。しかし旅路に危険はつきもの。拉致られるわ、覚醒…

お隣さんちの「マイクの木」を枯らすために、ラベンダーを植えに行く。

「看取り士」の仕事を始めたばかりの美織に、一件の依頼が舞い込んだ。 依頼人の元父親であり、山深い田舎に暮らす七十歳の男性・忠治は、看取り士として目の前に現れた美織に、別れた妻・晴…

山河海花。二十七歳。 半年付き合った彼氏に、「オカンみたいでドキドキしない」とフラれました。 彼が残した思い出の傘を処分しようとしたら、思わぬ事件に巻き込まれ…… 気付けば、…

　皆さんは疑問に思ったことはありませんか？　オッパイはなぜオッパイと呼ばれるのかを。語源についていくつか説がありますがどうもワタシには納得しがたいものでした。🧐 　ところが、作…