「こないで」を含む小説

洗濯機が壊れ、やむを得ずコインランドリーへ向かった俺。 夜のコインランドリーに人の姿はない。だが、どこからか視線を感じる。 視線の主を探した俺が見たのは、ベンチに置かれたおもちゃ…

　これは変化していく福岡の街に着いていけない殺し屋の物語。 　 　俺こと殺し屋の古賀（こが）は。 　フリーランスの殺し屋である。 　今日も。クスリの密売組織のシマを荒らしていたガ…

主人公・カエデは気がつくと知らない森にいた。突然何か大きくて殺る気マンマンの犬(身長３m)に襲われるも煙のように消えてしまう。 「じゃあ出てこないでよ！！」 再びぼっちと化したカ…

システムエンジニアの萩野みさをは、仕事中毒でゾンビのような見た目になるほど働いている。 人の良さにつけ込まれ、面倒な仕事を押しつけられたり、必要のない物を買わされたり、損ばかりし…

炬燵令嬢のラブストーリー。 千文字の掌編小説です。

ある日、父子家庭へと派遣されて来た、主人公である強面だがそれなりに優しい家政夫の武蔵野豪。 今回、依頼して来た親子というのは、名前は、見た目はゆるふわな感じなのだから当然優しい立…

能登大学付属高校の職員玄関脇には一体のお地蔵さんが立っていた。そのお地蔵さんが、ある日スキー場にいるギャルのような姿に変えられていた。質の悪い悪戯か⁉　と学校で騒ぎになる。関わっ…

名門中の名門と呼ばれる学園、「紅薔薇学園」の頂点に立つ一人のお嬢様。 その名も剣々崎薫子(つるぎがさき かおるこ)は、正真正銘の不良(ヤンキー)として君臨していた。 「私が”不…

　日常の中に潜む狂気、狂気の中にある恐怖。恐怖は「人」と「人」とを繋いで、その力を強めていきます。この作品は、そんな恐怖を描いた作品。普通の人達が味わう、普通ではない恐怖を集めた…

現代日本においてはかなり希少な職業、探偵。依頼のこない、暇な日常に彩りを持たせてくれたのは、ある日にどうでもいい依頼を持ち込んで以来仲良くなった、助手を称する人であった——。

　原因不明の病で高熱を出して苦しんでいた時、もうダメだと思った瞬間に思い出した。あ、私悪役令嬢だ、と。 　ここが前世でプレイしていた乙女ゲームの世界で、私は数年後に王太子殿下の…

夕方5時の松林。何の目印かわからない『No.3』と書かれたひょろりと細長い松の木の下で、ジローは私をまちぶせる。 体の色は、ころころ変わるし、模様がついている時もある。毛むくじゃ…

お題でカクコン挑戦企画 お題「なんとなく魔術師」

　僕には自分のことをストーカーしてくるヤンデレ娘がいる。 　勝手に部屋の中に入ってくるわ、別に付き合ってもないのに自分が女の子と会えばヘラるわ、もう犯罪すれすれのヤンデレ娘である…

自分は不幸だと評す女子高生。何をもって不幸なのか、どんな日常を過ごしているのか。最後の言葉に思わず笑顔が漏れるでしょう。そんな温かなSS物語

学園祭初日、僕の監督した映画が公開された。 放映後、観客に書いてもらったアンケートを回収し、見ると、評価はおおむね好評。 評価を受け、喜んでいた僕だが、観客の内、1人が僕の映画に…

バカ小説です 「好きだ小暮！付き合ってくれ！」 諸星 春は都内高等学校の男子高生。恋焦がれていた女子生徒の小暮 真紀に思い切って告白をする。 イメージトレーニングは何度もしてき…

大学に入学し、新生活を楽しむはずが、何故かわんこに迫られる日々。 なんでこうなった！？

※えっちなだけじゃなくいろいろ仕込んでます。お楽しみに。 「先輩って、いい人止まりっすよね」 「そ、そうか……」 ある秋の日、自他ともに認める【ザ・いい人】の佐伯純は、いい人…