「パラドックス」を含む小説

平穏な日常を過ごしていた少年はある日、古本屋に招かれた。 そこで少年は過去に戻る手段を手にいれた。 色々な世界に繋がっているらしい古本屋に。 過去に戻り大事な人たちを救うために奮…

話題が尽きて、一緒に帰っていても終始無言だったのだが、ある日こんなことを聞かれた。 「人生で大切にしてることってある？」 ──これは、人生のモットーについて語り合う(はずだった…

不慮の死により転生させてもらえることになった僕。 しかし、神っぽい存在の業《わざ》は僕の期待の常に斜め上を行くのだった。 理想の転生先を追い求め何度か転生するうちに転生の意味を考…

多分続き書く

善悪とは何か？ 2800字足らずの超短編矛盾小説。

物が擬人化した世界で、不良品と思しき物々……。彼女らがそこに存在している意味とはなんだろうか。所有者がとるべき行動は？ テセウスの船のパラドックスの解は、オールが取り換えられて…

SNSで片思いしていた女性――本多愛花の活躍を知る宮倉幾人。平凡な自分と前へ進む彼女を比較し、別れてしまった運命を悔やむ。きっと『運命の分岐点』は五年前のあの星降る夜。その過去を…

水上道哉《みずがみみちや》は岸絵里《きしえり》のことがずっと好きだった。 いくつもの不幸が重なって、彼女は福井の実家に引きこもった。 だから彼は心を決めて彼女に会いに行く。 その…

歴史。それは不変の事実・現実の筈。 だが現代からの視点では、それは不定に変化する。 昨日までの定説が嘘になり、あの画はその人物を表したものでなくなる。 まるで、ゲームや漫画やアニ…

徐々にちまたで販売されて始めているというマスク。 在庫を抱えた少女はついに町で売り始める。 マスク、マスクいりませんか……。 ↓前回の投稿↓ 『電気柵と扉の嘘つきパラドック…

気がつくと電気柵に囲まれた場所にいた3人。 出入り口には扉がひとつだけ。 でも、真実を話せば扉の鍵を開けてくれるらしい！ ↓前回の投稿↓ 『脳内ハウスクリーニングは大人気』…

ある映画に関するインタビューに答えていたのは、半年後の未来の監督だった。そこに疑問を抱いたジャーナリストは半年後にその監督へインタビューを試みるが……

　３ＸＸＸ年、人類はついに並行世界の観測に成功する。 　 　それから数年、並行世界を擬似的に再現し改変するこの技術を使った一つのゲームが開催される。 　 　主催のパラドックス社は…

未来からのタイムトラベラー、その人物の目的とは？　少し不思議なドクターの正体とは？

2020年7月22日に東京を起点として、日本中にゾンビパンデミックが起きた。国連はゾンビが増殖しないよう、日本の本州を封鎖した。それ以来、日本の大部分はゾンビによって荒廃していっ…

ブラック企業のパワハラ社長の元で、うだつのあがらない毎日を過ごす主人公・平松博（ひらまつひろし） 社畜では終わりたくないと思うものの未来に希望を持てずに毎日を過ごしていた。 ある…

どこにでもいる普通の家事手伝い汐見ねこは、愛用の時計を直しに地元の商店街にある「犬神時計店」へとたずねて行った。店主・犬神万楽はかつて名声を誇った科学者であり、とある研究をきっか…

ある日の不思議な雨が人間をアメーバにしてしまった。 けれどアメーバになってからも人間は生存を続けていた。 そして、ある日人間に戻れる方法があると聞いて……！？ ↓前回の投稿…

スズメは急にキャラと口調を変えて問いかけた。 箱を1つもしくは2つとも持って帰っていい。 ただし、1つ持って帰るのなら1兆円をくれてやる、と。 ……どの選択肢が正解なわけ！？ …

うっかりならしょうがないな。