あの星降る夜へ女神ウルドと跳んだから。

作者 成井露丸

72

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★★★ Excellent!!!

自分が過ごしてきた時間を振り返り、「ああすればよかった」「もっと違う言葉をかけてあげられたかも」という思いに駆られることは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

この話の主人公も、ふとしたことで心に引っ掛かったままの女性の近況を知ります。
あのとき、あの場所へ戻れたら……
そう願う彼のもとへ現れたのは、時と運命を司る女神、ウルド。
女神とともに「あのとき」へ戻った彼がとる行動とは。

時をさかのぼることが出来たなら運命を変えられるのか。
誰も確かめることが出来ないからこそ、魅力あるテーマとして多くの作品が生まれています。この物語もその中の一つとして、何か大切なものを語りかけてくれている気がしました。

主人公の選んだ世界線を、あなたもその目で確かめてみませんか。

★★★ Excellent!!!

女神ウルドと、彼女に出会った一人の青年の物語。

この物語はひたすらに美しく、星屑のような輝きをまとっています。
「運命の分岐点」をテーマにしたストーリーは我々に希望をもたらし、繊細かつ美しい描写は読む人に感動を与える……なんと素晴らしい物語なのでしょう!

そして終盤、ウルド様が主人公にかける言葉がとても心に響きます!
ウルド様の言葉と主人公の行動が共鳴しているからこそ、この言葉はこんなにも胸に響くのでしょう。

あまりに美しい感動作、是非多くの人に薦めたい物語です!

★★★ Excellent!!!

これは上手い。ひたすらに上手い。
人間って行動するのに意味があって、立つにも座るにも歩くにも手を上げるにも、ちゃんと理由が存在する。
その時に何を言ったか、何をしたか。
それが後になってどういう効果をもたらすか。

この作品は無駄がない。
すごい……。

★★★ Excellent!!!

時と運命の女神ウルド様。突然現れた彼女は、過去をやり直させるチャンスを与えてくれます。

ウルド様が出てくるお話は、実はこれが第三段。シリーズの基本的な流れは、全て先に書いた通りウルド様が現れチャンスを与えてくれるというものなのですが、凄いのは、そのどれもが異なる切り口で感動を与えてくれること。もちろん今回だってそうです。

やり直したい過去は、きっと誰にでもあるもの。そのチャンスが与えられた時、果たして人はどんな選択をするのでしょう。

★★★ Excellent!!!

SNSで、かつて片思いをしていた女性の活躍を知って、ずいぶんと距離ができてしまったと寂しさを感じる幾人。
そんな彼の前に現れたのは、運命の女神ウルド。彼女は悩める人の前に現れて、時間を越えて運命の分岐点へと導いてくれる、優しい女神なのですが……。
運命の変え方というのが、とても見事。女神ウルドが出てくるお話はこれで三作品目ですが、毎回別の切り口で、悩める人達の背中を押してくれます。

幾人はどんな形で、運命の分岐点に立ったのか。
読み終わったあと、暖かな気持ちになりました。

★★★ Excellent!!!

ウルド様シリーズ何作品か書かれているのですが、中でも一番好きかもしれません。
過去というのは、未来のためにあるんだということを再認識させていただきました。
物語の先を想像して、心が高鳴る素敵なお話です。
今夜は暑くて眠れないなあなんて夜に、ぜひおすすめです。