「越えて」を含む小説

梶野カメムシ氏主催の自主企画「〘蠱読〙十倍盛り〜1400字お題小説〜」参加作品……のつもりが、到底1400字に収まらないのが判明して、いったん熟成させたのち（つまり何か月か放置…

「魔力ゼロの少年が挑む、世界最強の冒険者への道！」 冒険者こそが英雄と称えられる世界。 そこに生きる少年ザンバ=フロンテスは、生まれつき魔力を持たない──冒険者には致命的なハン…

この世界には【不可侵領域】と言われる前人未到のエリアが存在し、それを越えた先には【異世界】が人がっているとされていた。 冒険者ライセンスを剥奪されていたワケありの青年ロックと、…

美男美女が山神様に供物として送られる村で美男がみんな逃げた結果、逃げる余裕のないユートは生贄として選ばれる。山で凍死するかに思われるユートだったが、祖国から戦争犯罪者として追放さ…

【仮想戦記×異世界】奴らは月からやってきた ―喪われた戦争― 1941年、大日本帝国とアメリカ合衆国は太平洋の覇権をかけて一触即発の状況にあった。 合衆国主導の石油制裁により、窮…

ニホンからの転生者が「稀人（まれびと）」として扱われる世界。街の一角で魔法屋を営んでいるのは、黒髪の美少女……と思いきや、中身は30歳越えのおっさん！　せっかく長年の夢だった魔法…

バイト先の後輩である島田 珠唯を家の近くのコンビニまで送っていた佐久間 悠夜は、珠唯にいきなり寄り道を提案された。 もう夜も遅く、肌寒くもなっていたが特に断る理由もないので帰り…

**紹介文** 世界が揺らぐ時、かつての仲間たちが再び集結する——。物語の舞台は、太平洋に浮かぶ鋼鉄の潜水艦。そこで待つのは白衣をはためかせる出木杉博士。彼の告げる言葉は衝…

雪解けの季節、六つの物語が静かに息を吹き返す。死と再生をテーマに、様々な登場人物たちの心の機微を繊細に描いた短編集。物語は、読者の心に深く刻まれ、生きることの意味を問いかける。悲…

異能、美貌、超常的な身体能力。それら人智を越えた生物を、人は「美少年」と呼んだ。 美少年ばかりが集う中等教育機関「ブリリアント学園」に、犬上真黒はある目的のため潜入を計った。 …

主に今年１年間に読んだ本を短い感想と共に紹介していきます。 小説やエッセイがメインですが、時折マンガについての閑話等も挟むかもしれません。 月数回の不定期更新になる予定です。

これは唐代の中国にて、東方より海を越え入唐（にっとう）した奇妙な二人の物語。 七尺半（約225cm）もの巨躯を持つ大男は、外套で身を隠した幼い少女を肩に乗せ、広大な砂漠を歩んで…

大雪に閉ざされたクリスマスイブの空港。欠航続きで帰れない会社員・瀬川は、行き場をなくした留学帰りのバイオリニスト・楓香と出会う。冷え切ったロビーで交わす些細な会話や小さな演奏が、…

なんか、寝れない。日付越えたのに。早く寝ないと明日がやばいのに。でも寝れない。 そんな夜の短歌です。 いつも感想ありがとうございます。寝れない夜から引き継いだバッドコンディショ…

独占欲が高じて、一線を越えてしまった主人公。 淡々と思い致す凍えた心に雪解けが訪れることは無い。 簡単に説明すると、主人公は、片思いの彼女が振り向いてくれることは無いと勝手に思…

高校二年生の春、新しいクラスに馴染めず孤独を感じていた「わたし」は、静かな存在感を放つ同級生の「彼」と隣の席になり、ゆっくりと惹かれていく。紫陽花見物、放課後の突然の雨、夏祭りの…

ヘタレ忍者の猿渡 は護衛のため「手を出したら死刑」という前提条件のもと某国要人の娘「フィアールカ」と同じ屋敷に住むこととなった。 　しかし彼を待ち受けていたのは日々繰り返される、…

不憫でぼっち系の歩夢。 中学校以来陰キャとして過ごして来た。 高校入学でやっと陽キャになれるかと思ってたけど多分失敗。 と言いながらやって来た学校行事では…。 優しく友達多めの…

――せっかくまたバドミントンするなら、奴らの百倍も、千倍も、楽しんでやろうぜ。うらやましくなっちゃうくらい楽しんで、そんで手が届かないくらい高いところまで一緒に行こう。全国優勝す…

天竺・須弥山を拠点として君臨する神仏の宗門は、外界の神々からの勢力におされ、その栄華を蝕まれつつあった。この負の状況を打開すべく、とある任務を託された毘沙門天が、救世の旅路につき…