「短編的」を含む小説

一話完結の小話です。 軽く寓話的な残酷さを含みます。 ひとつの世界観というよりは、印象やイメージをもとに綴ったものです。

天井から落ちてきた蛍。 夜空の向こうに人がいる。 藤光様　【三題噺の競作】「蛍」「木星」「抽象的」 https://kakuyomu.jp/user_events/168171…

お題：「誰にも言えない恋（恋愛）」 いつか先輩の名前を呼びたい。 そんな思いを抱きつつ、響は今日もピアノの前で先輩を待っている。

（自主企画『【三題噺の競作】「蛍」「木星」「抽象的」』参加用に書きました） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」でも掲載しています）

ホラー的な言葉遣いの練習帖。 良ければ見ていってください。 読みやすいです

こんなにも短く、こんなにも濃密なショートショートがあっただろうか。 ショートショートよりも短い、ｼｮｰﾄｼｮｰﾄの世界へようこそ。

テーマとか物語の信念とか核がありません。やりたいようにやってます。 指摘とかアドバイスあったらどんどん言って欲しい

グラウンドの中には、ダイヤモンドの外にも人がいる。 ボールボーイ、審判、マスコット…… 私はそのひとに注目していた。 KAC2022（カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシッ…

KAC2022に参加する作品に、 自分勝手ながら「ジャンルは上から順番に書こう！」とルールを決めて、 八番目となった今回ミステリーになったのだけど、 ミステリー創作脳がまったく無…

俺は屍霊術師《ネクロマンサー》。 世間から忌み嫌われている邪法の使い手だ。 こんな俺に持ちかけてくる依頼なんざ、きっと碌なもんじゃない。

不死鳥、フェニックス、鳳凰、火の鳥――。 前世でならそんな名前で呼ばれただろう、美しいオレンジ色の炎をまとった鳥を目の当たりにして俺は固まった。 「感動しすぎて声も出ないか、人…

　誰もが寝静まる真夜中。街灯のみが街を照らし、建物の明かりが消えている。そんな静寂の空間の中、少女は一人で散歩に繰り出している。 　……その日は、霧の濃い日だった。

なぜか異世界に飛ばされた、猫とカラスの日常です。超短編の会話です。4コマ漫画か、CM調で読んで頂けましたら幸いです。異世界ファンタジーですので、、、

赤いコートに大きな鞄。帽子を目深にかぶる青年は思いを運ぶ郵便屋。鞄に詰め込まれた荷物は手紙だが、依頼人は人にあらず。引き受ける彼もまた、人にあらず。 さて、今日の配達はどこだろ…

男は確実に人を殺せる能力を持っていた。 今日もまた、誰かが処刑される。 それが例え、愛を与え合う日であったとしても。 宵闇プロジェクトの企画主催者様からゴーサインをいただ…

私は次男坊に生まれた…

　鳴かず飛ばずの小説家である私は馴染みの蕎麦屋で六十がらみの男に声を掛けられた。男の話は米国のIT企業が密かに開発を進めた「六十歳のモーツァルト計画」だった。 　三十五歳で病死し…

「いつか君をこの手に………」 狂気的な一途な愛が、さらに強まる時………それは犯罪になり得る。

若い金星人が見た素敵な光景のお話です。

それはお菊さんではない。 お菊さんは、追いかけてこない。 お菊さんは、お皿を数える、皿屋敷の人だもの。 さすが子供が色々混ぜた作り話。