「櫻」を含む小説

櫻雲高校に入学した私───藤島桜子。 恋は、まだ知らない。 春。 恋が始まる。 ※初めの「人物紹介」は飛ばしていただいても結構です。 　本編は「1年生　春」から始まり…

何時の世も、人が在る限り不思議というのは廃れることがない。 時は昭和34年１月。 呪術師、神林稲子は旧友の下田芙美子に相談を持ちかけられた。日女（ひめ）村へ嫁ぐのだが、その地に…

『櫻』と戯れてみました…

文芸部に所属する支倉千尋は、小説のネタにする為に伝説の『人喰い桜』のことを調べていた。しかし、親友の吉備津箏子は止めるように忠告する。『人喰い桜』には恐ろしい秘密が隠されていると…

☆あらすじ 東京都内に佇む楽器練習スタジオ”タルタロス”。多くのバンドやプレイヤーが練習できるスタジオがあり、日中は多くのプレイヤーが利用する。 そんなタルタロスでは週に一度だけ…

キリスト教を学び、守っていくためにこの高校にきたある男子 恋愛なんて興味が無い、なのに、どうしてあなたは俺の前に現れた、あなたの一つ一つの仕草が愛しい、決して叶うことないのに、ど…

　諭利は、櫻承に自らの生い立ちを語る。 「私の郷里は磐音島です。そこで十二の歳まで暮らしました。先生に連れられて本土へ渡るまで、一度も島を出たことがありませんでした。私にとって、…

　早春。霞がかった日差しのなかで、藍色の衣装を着た男の立ち姿は光彩を放っていた。その美しさは、さながら名工の手掛けた精緻な人形のように見えていた。── 　櫻承と諭利の、出会いの…

　哲郎は、草介が云った言葉の意味を測りかね、表情を窺った。うねりの強いクセ毛を肩に垂らした大男の、何処か胡散臭い髭面を じっと見つめた。──そして、哲郎は露骨に顔を顰めた。 「男…

「イントロから１番のＡメロ・Ｂメロまでは９人で歌い、踊る。２人がステージを降り、ＡサビとＢサビは７人での演技とする。その後も２人ずつ脱落し、２番は５人、間奏から３番のＣメロまでは…

凡人画家の『櫻葉 縁』が自分の答えを探す為の物語です。 初投稿ということもあって短編を予定しております。一部言葉使いが適切ではないかもしれませんがご了承ください。

幼い頃からずっと生きることに意味を求めてしまう、苑子は 「 意味のない人生なんて、無駄足 」 この世界の全て、大嫌いだった。 そんな中、明るくて誰にでも優しくできる、苑子とは正反…

九州地方には河童伝説があちこちに蔓延っている。 そんな河童たちをまとめる総帥、海御前（あまごぜ）という妖怪が北九州市門司区に棲まうという―― 都心から離れた場所にひっそりと店…

時は江戸。貧しい農家の娘、タカは数えで十となる頃に奉公に出され、見知らぬ町の小さな旅籠で飯盛女として働くことになる。 数年後、幼馴染の栄助が彼女を探しにやって来た。ようやく見つけ…

父が亡くなって一年の春、桜舞う川べりで、私と姪は幻を見た。

平成では、夢咲櫻はアニメ研の絹矢先輩にひっつきラブ中。昭和では櫻の両親がちぐはぐロマンスを広げる。今まさにできちゃったの櫻が生まれようとしていた。そこに愛があるのか？生を問う。 …

なろうでタイアップされている「恋＆謎解き学園ショートストーリーコンテスト」に参加作品です。 総文字数12,000字弱の短編、全七話で完結します。 ある身体的特徴が原因でクラス…

◆ぼっ僕、羽衣ひなたは、苛められっ子だ。うちでは父さんが暴れて僕や母さんもよくアザがあったっけ。片想いの櫻庭心さんと初めて会った夏祭り、何やら嫌な臭いがした。花火大会、楽しくした…

【第一回モーニングスター大賞最終候補＆新紀元社社長賞　入賞作品！】 なろうで開催されてました小説賞で入賞したので紹介に追記しちゃいます！！ <第五十二話までの登場人物> 主人公…

八木山動物公園駅の改札を憂鬱な顔で通り抜ける一人の女子高生がいた。 名前は修明御古都。 真新しい駅舎も、美しい街並みも、櫻で埋め尽くされた学校も 御古都にはモノクロのフィルターが…