誤解と偏見を恐れずに言わせてもらうと、癒されます。
Dカップと聞いて、変に殺気立つ方は少ないと信じたいのが本音です。
タイトルが語る通り、主人公の羽衣君は魅惑のJKに変身してしまうのですが、彼は暴力や痛みに対して憤りと悲しみを抱えながら、結局は大切なものを守るために戦い、15センチの謎が紐解かれ、Dカップの思いにたどり着きました。
これだけDカップと連呼しても、決してやましさを感じない強さも手に入れられる素敵な物語でした。
しかし、勘違いしてはいけません。
Dカップに流されてはダメです。
Dカップの先に真実がある事を、15センチの悲しい現実がある事を、是非とも読み解いて下さい。
羽衣君の優しさと強さが素晴らしい物語でした。
ありがとうございました。
加えて、Dカップと連呼させて頂いて、ありがとうございました。
文句なしに楽しくて、なんとも深くて、読後感の爽やかな物語。
内気な羽衣君がなんの因果かDカップ美少女JKに変身することになり、憧れの心ちゃんを救う!というような話なのですが、中身の印象はずいぶんと違います。
とはいえ普通に読んでもコメディーとギャグががっちりと噛み合わさった破壊力抜群の楽しい話なんです。それだけでも十分楽しいんです。
でもこの物語の根底にはもう一つ骨太なものが隠れているのです。それが合わさり、なんとも余韻の深い、面白い物語になっているのです。
そのバランスの共存が、きっと最後に深い感動を与えてくれると思います。もちろんコメディーでしっかり笑ったあとですが……
とにかく読んでほしい作品です!
久しぶりに心から笑えた作品です。
ギャグへの振り切りが凄い。
頭の中で Dカップアップロード!
の掛け声がダンスしてますよ。
中盤まではとにかくその奇抜で突飛な発想の勢いに押され、笑いっぱなしでした。
これでどうやって締めくくるのだろうと思いましたが、ラストは綺麗に纏まります。
軽いタイトルとライトな文章に隠れた主題は、以外にも「重い」のですが、そこを嫌悪感無く読ませる構成で、ラストまで読者を引っ張ってくれます。
生きる上で辛くなった時、苦しくなった時、強く生きようと思った時、この作品を思い出す事になるかも知れません。
『Dカップアップロード!』
気弱な男の子がDカップの変態ポニテセーラー美少女に変身!?
一体どんなお話なのだろうと読み始めてみましたが、ストーリーの芯は自分の弱さを乗り越えて成長する主人公の熱い物語でした。
応援コメにも書きましたが、私の個人的な美意識としては、Dカップはツンと上向きの美乳を保てるギリギリの大きさだと認識しています。
さらにはアンダー70のブラをつける体躯ということは細すぎず太すぎず、Dカップというたわわな乳房を抱くには申し分のないバランスであると、つまりは抜群のプロポーションであると感嘆せずにはいられない、いや女性としては羨ましいにも程があるサイズであると言わざるを得ません。これに美尻と美脚が加われば向かうところ敵なしですね!
……とプロポーションばかりを熱く語ってしまいましたが、主人公が変身したJKひなぎくが敵なしなのはプロポーションだけではありません。無駄に「Dカップ」という枕詞のついた必殺技で、片想いの彼女心さんに迫りくる危険を爽快に退けていくのです。
ひなぎくに変身するスキルを身につけた主人公ひなたがどのように成長していくのか。
痛快なコメディを楽しみながらあなたも見守ってみませんか(^^)
羽衣君は幼虫です。いつも、お父さんやいじめっこの暴力に苦しんでいます。
そんな羽衣君が『Dカップ美少女JKひなぎく』に変身!
いじめっこをぶっ飛ばします!!
でも、羽衣君の心は晴れません。
体はスカッと暴れているのに、心はそれにダメ出ししています。
さらにさらに、ひなぎくのときには、羽衣君が憧れている心さんに、とんでもない暴言を吐いちゃったりします。
心さんはAAカップなんです……15センチも違っちゃうんです。
僕とキミの15センチ差なんです。
羽衣君は心さんを傷つけたくないのに……
でも、そんな『ひなぎく』こそ、実は羽衣君の『さなぎ』です。
ひなぎくが暴れることで、いじめっ子にも、父親にも、心さんに対しても、いろいろと考えた羽衣君。それは、成長するために、自分を作り変えるために必要なプロセス。
やがて『ひなぎく』=『さなぎ』の殻を破って出たとき、彼は成虫に変態するのです。きれいな蝶ではないかもしれないけど、ちょっと大人になって、もういじめられっ子じゃありません。
そんな、ひとりのいじめられっ子の、ちょっとおかしな成長物語。
ちょっと読んでみませんか?