「地蔵」を含む小説

この町には突然子供が居なくなる事件が多発していた、その事件とはシャッター街となっている商店街の一角にある地蔵付近でよく居なくなるというものであった。 近くには、学校もあり人…

小学生の頃に教室の片隅で聞いた、誰も知らない地元の伝承「女地蔵」。 ある言い伝えがあり、確かめに行こうと友人たちと向かってはみたが・・・。 ホラーというより不思議な話です。 ※…

これは私が見る夢の話だ。 夢の中で、私は通学路の途中にあるお地蔵さまにまつわる噂を聞いた。 もちろんただの夢で、現実の通学路にそんなお地蔵さまはないのだけれど……

BFC2一回戦落選作品です。 【あとがき】水見稜の『マインド・イーター』をうまく読めていなかったことに対する自分なりの解題と思って書いていた掌編でしたが、結果的には山尾悠子の「ア…

たあいのない通学路での会話、お地蔵さまって何なの？

第1部の続きです。ここに第1部のあらすじを書きます。 　定年退職後に保護司となった主人公ジンは、保護観察処分者の暴走族に殺害される。しかし、調和と秩序を司る宇宙意識体ハモニーと邂…

地蔵系高校生が感じているちょっとした疑問や考え。陰な人種達が感じてるそれを勝手に書いております。 【注】ほんっっとに初心者だから 暖か…

むかしむかし‥から始まるファンタジー。 誰もが知っているこのお話。 実はその後大変なことになっていた⁉️ お地蔵様にミノと傘をお供えした若者が いきなり大金を得てしまう。 大金を…

それは運命だったのか。 吹雪の夜に舞い上がらない笠と地蔵の長短編ファンタジー

　主人公・久遠勇揮《くおんゆうき》は高校初の夏休みを迎えるにあたって、学年成績１位の美少女・秋葉千鶴《あきばちずる》に関する怖い噂「嗤《わら》う地蔵」の調査をすることに。オカルト…

これは東洋ファンタジーです。 みんなが書くファンタジーが西洋ヨーロッパ風なファンタジーばかりなのに疑問を感じ、本格的な東洋ファンタジーを書こうと東洋の文献について調べてきた作者が…

「お地蔵さん」をモチーフにした、小さな子と母親の物語。 少しばかりの、ほわっとした時間をどうぞ。

肝試しで起きた不思議な出来事。

東京都の昔話です。 とあるお寺に由来するお話で、同じような話が二か所あったりします。

　大きな黒目と小さな歯並び、わたしの死装束がバタバタ鳴った。 赤鬼がわたしの足をつかみ、金棒の握りで頭をゴツンとこづいた。 閻魔大王を見るのはこれがはじめて、人の死後を決める地蔵…

「祇園祭のコンチキチ」の物語後。 願いの叶った二人が訪れた通称「鈴虫寺」。 そこには、珍しい「草鞋を履いた地蔵」があった。

おじいさんは、雪を積もらせたお地蔵さまに笠をかぶせてあげた。お地蔵さまはお礼にご馳走を届けてあげたが・・・

ある峠道に鎮座する若いお地蔵様のお話です。

僕のばあちゃんは、いわゆる本当の老人だった。 決して自分の生死というか去就を棚上げしなかった。 そして、強い。 強いの意味は、静か、という意味でもあるんだ。

三途の川の警備が仕事である精霊見習いの橘華耶(たちばなかや)は、学校での舟の実習を終えたある日の帰り道、 いつもの場所にお地蔵様が立っていないことに気づいた。 付近の草むらを探…