「伝奇 歴史」を含む小説

これより綴るは江戸後期の読本作者、櫃士屋 骸吉(ひつしや がいきち)の聞き集めし怪談である。生者の陰には亡者あり。江戸の裏に見える穢土の有様、お楽しみあれ。

　第二次世界大戦直後の日本を舞台に、吸血鬼の根源を探る二人の医師。 　目覚めた真祖を相手取り、深く静かな知能戦が繰り広げられる。 　二千年に渡り継続された暗闘の歴史に、終止符が打…

悪魔との取引で、ある「チート能力」を得た歴史学者。 しかし……その願いの副作用として起きたのは……何故か日本滅亡だった。 一体、どうして、こんな事態になったのか？ 「なろう」「カ…

昔、ある所に物凄い速さで走る男がいた。 その男は水の上ですら走る事ができる。 その男が見た光景や聞いた音が、歴史的なものを残す事になる。

　KAC2021の八つめのお題「尊い」にまつわるショートストーリーです。 　内容といたしましては、拙著「無貌の神の悪戯　～元新選組隊士を、異世界に転生させてみた～」の前日譚とな…

「アルファポリス」と「カクヨム」にも投稿しています。 １１月２２日：カクヨム歴史・時代・伝奇の日間ランキング：２位 １１月２２日：カクヨム歴史・時代・伝奇の週間ランキング：４位 …

　複数の胡人（北方騎馬民族）が中華に進出し覇を競った五胡十六国時代の事。 　漢人至上主義の下に起こった胡人大虐殺により、数十万人が殺され、その遺体は荒野に打ち捨てられた。 　そ…

中臣鎌足は、幼き日に、厩戸皇子から、神功皇后の秘宝、神功五玉のひとつを託される。 五玉すべてを集めれば、荒ぶる神の力すら、御することができるという。 神の力を得るべく、古代、明…

　時代は平成から令和へと移り変わる時。 　日本には未だに妖怪や幽霊の仕業によって命を落とす者も存在していた。そんな害悪を長年祓い続けている一族がいた。それが天皇であった。天皇は三…

八咫烏。それは、古来より日本の歴史の舞台裏で暗躍してきた者たち。 ふだんは人の姿をしているが、角と翼を持つ異形の姿にかわり、世の中の構造＝縁脈を作り替える。 新任教師の姫末慈愛…

遥か昔、将軍はモノノケに敗れ多くの人々が苦しめられていた。 　しかしある時、瀬織津姫が現れる。彼女は「姫」の力を用いる事で異常な力を行使でき、各地を納めるモノノケを討伐し回った。…

　高校生・夜渚明（よなぎあきら）は秘めたる決意を胸に、生まれ故郷である奈良県橿原市へと戻ってきた。 　その目的は、かつて妹の命を奪った怪事件の真相を突き止めること。 　彼の行く手…

　時は平安、日ノ本は荒れ魑魅魍魎が跋扈し乱が起こり崩壊しかけた。 煌びやかな京の外は魔境。 血風が舞い、悲哀と怨嗟が渦巻く闘いの連鎖ーー陰謀深く、妖は定命の者を嘲笑う。 後世にて…

昭和初期の帝都、東京。不思議な白狐に出会った幸徳井保重は奇妙な妖怪騒動に巻き込まれることになる。狐と人間が織り成す伝奇物語。

かつて戦の絶えなかった乱世を懸命に生き抜いた国があった。 彼の国の名は太陽の国——奴国。 奴国は太陽を陽神と崇め、太陽と共にあった。　 奴国の王イサナは陽巫女という祈祷師の役…

あやかし、モノノケ、妖怪、幽霊。取り憑かれるなら何でもござれ。 兄と妹が、名も姿形も取っ替えて、あやかし蔓延る八百八町を妖刀片手に鬼退治。 近世じゃぱん風ライト時代劇ファンタジー…

文を届ければどこまでも 続く伝文 電信柱 連なったそれを 人は何と呼ぶ？

廃墟の町に取り残された、一人の神父のお話 ※ジャンルについて 　自分自身、この作品をどう分類して良いかわかりませんでした。もしかしたら今後、思い立って変更するかもしれません。…

仙人や妖怪が跋扈する時代の中国 機械兵士こと絡繰兵の戦乱を経たいま－－ 見た目は少女、中身と実力は老師の”京”(ケイ)は、人里離れた道場から、久々の買い出しに山を下りる。 そ…

長崎市で起きた歴史的な事件を元に書きました。 伝奇小説です。 トナカイはクリスマス関係。