「カニバリズム……（？）」を含む小説

　舞台となるは、『分犬法』と呼ばれる新たな法律の下で統治が進んだ、少し未来の日本。狂った様子で食人行為を夜な夜な繰り返す乱(らん)と呼ばれる青年は、ある日変わった青年と出会う。 …

山の奥深くに住んでいた山姥のヤマヒメは、ある日、腹を空かせて山を降りた。 そんなヤマヒメが人里で見たものは、飢饉に苦しむ村々であった。 町は戦火にくすぶり、海には人さらい、異国の…

帝国に住む異民族の子孫、テヲノ・クヌーテは、大学院で言語学を学んでいる。そんな彼が、人食い人種を隣に乗せ、夜の街を突っ走る。 事の発端は、数百年の寿命を持つと言われるマグ族の男…

随分昔に縁を切った父親が家に駆け込んできた。 脇には大きな冷蔵庫。その中に入っていたのはこの世で最も‪×××××生命。 第四回偽物川小説大賞参加作品です。 グロ注意。弱いですが…

※流血表現・カニバリズム表現有り “生きたいから殺す” そんな主張を続ける危険な死刑囚・犬神と、その面倒を見ることになった新人の看守・星宮哉兎たち“その身に神を宿す”能力者たち…

死にたがりの出来損ない そう言われ続けた絶世の美男子・鮫島結城は、脳内に潜むメデューサの力で眠らされてしまった。 結城の脳にはシャングリラと呼ばれる場所があって、人格はそこで入れ…

変な男を食べた人外の捕食者は、その男に対して「愛」という感情を持ってしまった。今まで他人に対する愛という感情を「認識しない」で生きてきた捕食者は、その愛という感情に対してどのよう…

自分の考えを整理するために書いている手記です。

町はずれの森の奥にある人食いのお化けがいるという館へとやって来た3人。果たしてこの者たちを待つ運命とは。

人肉食百合アンソロジー第二弾に収録されたものの再録。

　宇宙からやってきた異星人は「肉体」を持たない「魂」の生き物だった。しかし強大な軍事力によって人間を全て滅ぼしてしまった。滅ぼした上で死体から採取した細胞で人間を大量生産すると、…

『これから行ってもいいかな？』 いつもは完璧に片付けた状態で家に呼ぶのに、急遽彼氏殿を迎え入れることになってしまった私。 頑張ってはみたものの、間に合いそうになくて開き直る。 現…

　少子高齢化が進み、人口が最盛期の四分の一にまで減少した日本。深刻な労働力不足を補うため、AI技術は目覚ましい進歩を遂げていた。 　その中でも内閣及び各省を繋ぐバイパス──AI搭…

　世界は「オトガデール」と呼ばれる兵器によって終末世界へと変貌した。そんな世界で触手系人型女とシンプルに倫理観がズレている女が旅をする話です。

イァンを読むのに予備知識として必要か……と思い引っ張ってきました。こちらは改稿前なので文法とかが酷いです。本ではちょっと直ってます。

主人公はアパートに引越したばかりだが、何やら向かいの一軒家の住民にずっと見られていて、不快に思いつつも慣れてきた頃に異変が襲う。

少年は謳う。自分は神を屠る者と。我は知恵にて厄を踏む者と。 少年達は叫ぶ。この手で取り戻すべき人がいると。 少年少女が叫ぶ。この物語は仕組まれた惨劇であると。 ――――行く…

昔々、それは本当に昔の頃からの昔の話。 とある村の外れ、一本の大きな道がありました。村人はよく外の村や国に行く為、交易などでその道を利用していました。 しかし、例えどんな屈強…

【登場人物がたった一人だけで、果たして推理小説における完全犯罪は可能なのか？】 ＜あらすじ＞ それは私が神保町にある古本屋を訪れたときから、すべての物語が始まることになる。 偶…