「戦場ノ跡地トタッタ一人の彼」

ヘラヘタ

「戦場ノ跡地トタッタ一人ノ彼」

東歴648年世界中で戦争が続いてる中の一人の兵士のお話。

「では戯言を始めましょう。」







彼は優秀な戦場の兵士だった、だが戦争が激化していき死人が増えていき

次第に彼は人を殺すのが嫌になり戦場から逃亡したそして彼は逃亡兵

となり国家から逃亡生活を始めた。だが逃亡生活は楽じゃなかった

飢えと喉の渇きに襲われた食料をもらおうとすれば国家に見つかってしまうだろう

そして彼は飢えと喉の渇きに耐えながらひたすらに歩いたそして彼はたどり着いた

戦場の跡地に、甘いようなむせかえる匂いと敵か味方かも区別できない

無残な死体が大量に転がっていたそれを見て彼はこう言った

「なんだこんなに食料あるじゃないか」そう彼は言って死体の服を破り死体を

貪り始めた。それはもう無我夢中に、血は渇きを潤し肉は空腹を潤す

それが何の肉であろうが今の彼には肉でしかないのだ

そして彼は正気に戻った正気に戻った彼の下には血みどろの肉塊が転がっている

そして彼は自分が何をしたのか理解した。そして彼は涙を流した。

それが悲しみか罪悪感か喜びかは分からない。

だが涙を流しながら理解した「生きるには誰かを殺さないといけないと」

そして跡地に行っては捕食を何カ月も何年も繰り返した戦場の跡地から

装備品や銃を持ち帰ったり彼は楽しんでたそんな中ふと彼は疑問に思った最近

戦場の跡地を見ないのだ。そう月日が流れるにつれて戦争は終わりを迎えた

故に戦場の跡地がなくなったのだ。

それは彼にとって死活問題だったなぜなら食料がなくなるからだ当然彼は戦争が

終わった事を知らないそして食料に全くありつけない彼は焦った

「もうあんな思いをするのは嫌だ!!」と彼は震えていた

ふと彼は思いついた戦場の跡地じゃなくても肉がいるところに行けばいいと

そして彼は住宅街に降りたそこで彼はものすごい光景を目のあたりにする

肉が大量にいるのだしかも腐ってない新鮮な肉だ


その事実光景を目のあたりにして彼は歓喜きわまったそして彼はバックから銃を

取り出して乱射した肉の叫び声と共に赤い鮮血が飛び舞い散る

それに彼は興奮を覚えた空腹など忘れて何度も銃を乱射した

彼は心底幸せそうだった。サイレンと銃声のファンファーレが鳴り響く

そして彼は思い出したかの様に肉を口にする

「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」「おいしい」


豚の命を奪って食べてる我々と彼はさして変わらないのかもしれません。

ただ彼は消費者から生産者になっただけなのです。



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「戦場ノ跡地トタッタ一人の彼」 ヘラヘタ @heraheta

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