「ここにいます」を含む小説

とある時代、色を知らない少女と、名を知らない少女がここにいた。そして、ふたりは生きるため輝く世界を求めた。　 これは、ふたりの少女が出会い死ぬまでをつづる『美しき物語』である。

ウェンディ　十四歳。 「私は元の世界へ帰る。夢も家族も故郷も、諦めない」 ルイス・ハミルトン　十六歳。 「君が帰るというのなら、君が帰る前に、俺は君を振り向かせるよ」 ウェン…

　とざきとおる様主催の自主企画「3つの質問に答えてくれる作品を募集！」に参加させていただき、その質問へのお答えとしてこの文章を書いています。 　私の「座右の銘」と、それと出会った…

詩です。 おそらくこれは、 愛についての詩です。 音やリズム、肌触りや匂い、 色彩、光、闇、ほとばしる感情、 おもむくままに言葉を綴り、 ここにいない君への手紙とするのです。…

よかったらどうぞ 質問などはコメントかdiscord（プロフ参照）まで タイトルについているやつの意味 re:　=前にも同じような話あったかもと気づいたけど出しますタグ re…

　ボディガードという前職を辞めたヒロキは心機一転、引っ越した。そこは美月町という田舎。偶然訪れた“太陽”というスーパーで、ヒロキは前職の勘を活かして万引き犯を捕える。そこで笑顔の…

素手では武器に勝てない。 そんなことはない筋肉男がここにいた。

もうひとつ奇妙なのは、この若い男の額に、CAINと焼き鏝で刻印が押されていたことだった。 殺人の噂を聞いて、脇坂の両親が届け出たので若い男の身元が割れた。 家人には友達と会うと言…

女・有坂倫、娼館行きを阻止するためなら、男を演じてみせましょう―― 倫は警察犬の訓練士としてはまだまだ駆け出しの22歳。 担当しているジャーマン・シェパードのルドルフは、稀に見…

※ あらすじを読んでも、本文とはほとんど関わりはありません。多分。 この物語は短編です。 「そんな事、出来るわけないだろう！！ 」 僕の言葉で全てを変えてしまったキミがいる…

辺境の村に生まれた、平凡な少年。 神託を受けて、魔王を倒す旅に出ます。ちょっと過保護な幼なじみと、喋り方のくせが強い占い師と、頼りになる仲間を引き連れて。敵は北西の岬に立つ城に、…

あなた達は忙しい。どこで何をしてるのか、わからない時がほとんどだけど。 ボクから見たこの世界を少しで良いので共感してくれますか？ この物語を読んでくれる人間様に感謝します。

どんなに孤独になったって私が傍にいる。 絶対、貴方を守るから。

仕事終わりにふと植物園へ入った風子。 そこで出会ったのは変わった青年だった。 「変な人。」 「よく言われます。」

主人公、香月理一(こうづきりいち)は、幼馴染みの星野蒼(ほしのあお)が物心ついた頃から大好きだった。性別が変わらない限り、どの世界線に行ってたとしても蒼と付き合えないのがわかって…

今年も残りわずか、仕事納めした方も多いと思います。でも、誰かがのんびりしているときに、忙しく働いている人もいる。そんな方々のお陰で社会は成り立っています。感謝の気持ちをたぷたぷに…

コミュニケーション強者が『コミュ狂』と蔑まれる、この世界。人と関わることが好きな私は、異質な子どもだと思われていた。 ・ひとりの時間に耐えられず、執拗に雑談を続けようとする。 …

北海道で暮らす、中学３年生の三井凪（みつい・なぎ）。両親の離婚後、母親の佳乃（よしの）と２人で暮らしてきたが、２年前に母親が同じ職場で13歳年下の三井志人（みつい・ゆきひと）と再…

俺、狭山涼平は苦学生だ。高校二年生にして仕送り無しの一人暮らしをこなす日々。そんなある時、涼平の隣の部屋にある人物が引っ越してきたのだが……。 「さ、狭山くんが何故ここにいます…

「おお、生きてるぞ～」 顔を寄せた刑事が叫んだ。 その横で可不可が長い鼻を突き出していた。 ふたりの警察官に抱きかかえられて、棺桶からよろよろと立ち上がった。 掘り返された墓穴の…