「SF？ カクヨムオンリー、」を含む小説

　冴えない青年の中村はある日、同僚から記憶を売れる店があると耳にする。 　言われた住所に半信半疑で足を運んでみると、一人の美しい女性が現れ、こう言ったのだった。 「中村様、記憶…

カクヨム２０２０夏物語に応募しようと思って書いたけど、よく考えたら２０２０年でなくても成立しちゃうので、正直失敗作かもです。オリンピックって書いてたら大丈夫かなぁ。

1人の青年を動かす、ココロのなる木の物語 毎日起きて学校に行って、可でも不可でもない成績をとり、心地の良くない友人と話す 居場所なんてどこにもなかった

「私」は、修学旅行がなくなるとクラスメイトが言い当てたことに気がつく。 歩道橋の上にある、とある高校。 そこに通うのは、ものを【曲げる】能力を密かに持った私と、 【先耳電話】と…

要はクラスメートのナナミに恋をしていた。 夏休みがあけ2学期になったというのに彼女は一向にクラスに現れない。しかもクラスメートがそれを心配する様子も感じられない。不審に思った要は…

この世には見たくないものがたくさんある。 このメガネをかけるとそれらすべてが見えなくなる。 そんなメガネの話。

今でも、あの時の事を鮮明に思い出すことが出来る。 2020年の8月11日。 蝉の声が四方八方から響く、うだるように暑い夏の日。 海の向こうまで見通せる、おばあちゃん家の軒下で。…

ハードボイルドＳＦ。本稿は山陰大学しりとり研究会「TETSUYA」創刊号に掲載されたものにちみっと加筆修正したものです。

希死念慮ってすごいよな。「死」を希って、念じて、慮るんだから。死にたすぎじゃん。

　田舎から大都会へと華麗な転身を遂げた街、K市。 　その街で起きた事件に、異星人の遺伝子を持つ存在「ヒューメリアン」を中心に、大学生、刑事、ジャーナリストなど、様々な人物が巻き込…

　彼女はずっとひとりぼっちでした。 　細くすっきりとした体躯。しなやかな脚腰。無愛想ながら美しい金色の瞳。なのにそれに反して異臭すら漂う小汚い身なり。 　通りのショーウィンドウに…

　ある研究施設からプログラム体が逃げ出した。それは自己学習による情報の蓄積を進めていき、やがてネットワーク内に漂うユーザーの意思、感情すら理解できるようになった。 　そんな折に始…

1話完結。AIが浸透した世の中って怖いかもねっていう話なんですけど、今は間違いなくコロナの方が怖いですね。

🍆これまでのあらすじ 　2020年２月29日、天城辰子(24歳独身。お兄ちゃん大好き妹。ややドＳ。さり気にドＭ)は旅行先の北○道でヒグマ(のちに666《ビースト》と名付けられる…

予言者として世相を占っていた姉の花梨が亡くなって半年後、彼はやって来た。 花梨の代わりに、私に予言をしてほしいと……。 ※作中の九年周期においては、諸説あります。 ☆カクヨ…

「女子高生がタバコ吸ったり、天気に飴の日があったり、男の子が無機物にも息吹き込める」けど普通です！！ 日本の「ダサい」と呼ばれる某県を舞台とした日常SF小説です。